2020Sシラバス
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初年次ゼミナール文科 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 日本人とイスラーム世界の人びとは歴史を通じて互いをどのように認識してきたのだろう。それぞれの「場」(時代、地域、…)における認識のあり方の背景にはどのような状況・文脈の違いを見通すことができるのだろう(多分、受講生諸君の関心を最も惹くのは、ともに「西洋」と対峙しないといけなかった近代以降の状況か?)。さらに、そもそもの問題として、「日本人」や「イスラーム世界の人びと」などと一口に言っても、それは一体誰を指しているのだろう。この講義では、「いかにも人文学的な」こうした問題系の中から自分が関心をもったテーマに関して小論文を書く過程で、高校までの「習う」勉強から、大学での成長のためにまずは覚えたい「考え、組み立てる」勉強への脱皮を目指す。 【学術分野】歴史学 【授業形態】ディシプリン型・文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 授業中に指示をする。/Will specify at class time 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 日本、イスラーム世界、他者認識、歴史、アジア 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 高校までの学びの大きな目的の一つは,正しい知識を身につけるということであったと思います.大学では,そうして得た知識をどのように活用するか,という視点も踏まえて学ぶことになると思います.様々な科目がある中で,初年次ゼミは,大学での学びを実戦するために必要なことを経験することを目的としていると思います.この目的のために,当初年次ゼミでは,履修者の皆さんに,関心を持つトピックを選んでいただき,学期を通じてこの調査を行い,成果をお互いに発表し合う中で,学問的な交流を実践していただくことを予定しています.なお,初年次ゼミのクラスの中には,担当教員の専門に近い分野といったトピックを限定するものもありますが,当ゼミではそうではありませんので,ご注意ください.また,トピックを限定しませんので,文I, 文II 文III のどなたにも履修いただけます.小論文の執筆に加えて,幾つかの課題もあります. 【学術分野】法・政治 経済・統計 社会・社会思想史 国際関係 歴史学 国文・漢文学 文化人類学 哲学・科学史 心理・教育学 人文地理学 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 論文の書き方,発表の仕方,議論の仕方 教科書 ガイダンス 31451 金 4 31774 金 4 114教室 K402 片想い? 相思相愛? それとも?: 「日本」と「イスラーム世界」の 相互認識の歴史 様々な社会問題を考えるにあたり, その問題を解決するためには何を 考えるべきか「考える」. 森本 一夫 竹野 太三 教養教育高度化機構 東洋文化研究所

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