31778 水 3 授業の目標・概要 【共通目標】 31779 水 3 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 2024年から1万円札の顔となる渋沢栄一は、その生涯に関わる史料の重要部分がデジタル化されているという点で、希有な存在である。この授業の目標は、そのデジタル版『渋沢栄一伝記資料』を活用することにより、歴史学の作法を体験することにある。それにより、本を読んでお勉強する歴史から、史料を読んで考える歴史学の扉を開こうという試みである。 具体的には、デジタル版『渋沢栄一伝記資料』に触れることからはじめ、ほかの史料なども照合していくことで、受講生がそれぞれの研究課題を導く。次いで先行研究を探索して参考にしながら自らの議論を構築し、報告する。さらにその際に受けた批評に応えつつ、小論文へとまとめる。 渋沢栄一は実業家として知られるが、慈善活動などを通じて、経済以外のさまざまな領域にも関わった。官僚の経験もあり、論語に一家言あるなど、多彩な人物である。あなたの関心事が渋沢栄一を介してどう歴史研究と切り結ぶのか、この授業で実践してみようではありませんか。 【学術分野】歴史学 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 歴史学、史料、先行研究、渋沢栄一 教科書 ガイダンス 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 【学術分野】法・政治 経済・統計 社会・社会思想史 国際関係 歴史学 国文・漢文学 文化人類学 哲学・科学史 心理・教育学 人文地理学 【授業形態】ディシプリン型 フィールド型 文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 第3回にこのシラバスを印刷して持参すること。持参しない場合には成績評価に一定の考慮を加える。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 書名 著者(訳者) 北一輝 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 北一輝、天皇制、進化論、天皇機関説 教科書 『北一輝思想集成』 書肆心水 ガイダンス K303 517教室 初年次ゼミナール文科 グループ6 1年 文一二(9,18,20,23)文三(6,17,19) 時間割コード 曜限 デジタル版『渋沢栄一伝記資料』で北輝次郎『国体論及び純正社会 主義』を読んで議論して書く 担当教員 山口 輝臣 岡本 拓司 所属 教養教育高度化機構 教養教育高度化機構 教室 グループ6 1年 文一二(9,18,20,23)文三(6,17,19) 講義題目 歴史学の扉を開いてみる
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