初年次ゼミナール文科 31760 木 2 授業の目標・概要 【共通目標】 31761 木 2 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 『学問のすゝめ』は、福沢諭吉が明治維新後の混乱期を生きる若者を念頭に、生活や行動のごく身近な事柄から政府や法律、国際関係の見方に到る大小さまざまな問題を、一個の人間としてどう生きるかという観点から、ていねいにまた生き生きと論じ、大きな反響を呼んだ著作である。しかしながら150年近い時代の変遷は、この書物を、名は知られていても実際には読まれることの少ない「古典」にしてしまっている。この授業では、2020年代の若い人に力ある書物として『学問のすゝめ』を再生させたい。 その目的に向けて、『学問のすゝめ』の精読を基礎としつつ、その諸々の表現や取り上げる事例、場合によっては思想をも対象として全面的な書き換えを試みる。 【学術分野】法・政治 経済・統計 社会・社会思想史 国際関係 歴史学 国文・漢文学 文化人類学 哲学・科学史 心理・教育学 人文地理学 【授業形態】ディシプリン型 フィールド型 文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 成績評価方法 授業のキーワード 福沢諭吉、『学問のすゝめ』、近代、日本思想、リライト 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 教科書 書名 学問のすゝめ 著者(訳者) 福沢諭吉 出版社 岩波書店 その他 岩波文庫 ガイダンス 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 政治哲学においては,自由,正義,デモクラシー(民主主義)といった概念・理念をめぐって,様々な論争が展開されてきた。本演習では,そうした政治哲学の鍵概念を中心に,(広い意味での)政治のあるべき姿についての根本的理解を深め,アカデミックな作法・技法、すなわち、批判的読解や自ら論証的議論を展開するための方法について学習する。 【学術分野】社会・社会思想史 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 政治哲学、批判的読解、論証的議論 教科書 ガイダンス 116教室 117教室 福沢諭吉『学問のすゝめ』を リライトする 政治哲学を通じて論理を学ぶ 徳盛 誠 井上 彰 教養教育高度化機構 教養教育高度化機構
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