初年次ゼミナール文科 31735 火 1 授業の目標・概要 【共通目標】 31736 火 1 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 とりわけ2015年に起きた二回のテロ事件以降、フランス社会は大きく揺れ動き続けており、フランスに関心を持つ者も持たない者も、フランスの現状を知りさまざまに考察を深める必要に迫られている。そういった時流の中で、本演習では、担当教員の本来の専門であるフランスの文化芸術を直接的に取り上げることは控え、その前提となる社会そのものを学習、議論の対象としたい。 まずはフランスを論じる近年の日本語の著作、論文を精読し、「共和主義」「移民」「宗教」「教育」といった、今日のフランスを語るうえで欠かすことのできない用語や事象を理解していくことから始める。その後は履修者の希望や関心に配慮しながらトピックを選び、発展的な学習を進めていく。履修者には、調査報告、グループ発表などを行ってもらう予定。授業ではフランスを中心に扱うが、日本やそのほかの国の状況や事例と比較することでさらに理解を深め、そこから新たな問いを立てていくのも良いだろう。 【学術分野】人文社会学 【授業形態】ディシプリン型・文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード フランス 現代社会 教科書 ガイダンス 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 現代の国際社会が直面するさまざまな問題のうち、紛争と介入をめぐる諸議論をとり上げ、文献を読み、批判的に検討しながら、学術的な論文の書き方と議論のあり方を学ぶ。主観的・直感的に「正邪」を議論するのではなく、事実関係を整理し、既存の議論をふまえた上で、「自分の」議論を説得的に展開できるようになることがこの授業の目標である。 【学術分野】国際関係 【授業形態】ディシプリン+文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 紛争、軍事介入、人道的介入、和解、保護する責任、平和構築 教科書 ガイダンス 116教室 KALS フランスを知る 紛争と介入をめぐる諸問題 谷本 道昭 岡田 晃枝 教養教育高度化機構 教養教育高度化機構
元のページ ../index.html#40