1年 文科 理科 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 S 全学自由研究ゼミナール 31823 S 31666 授業の目標概要 電気・石油・ガスの三大エネルギーは、現代の私たちの生活や産業活動に欠かせないものです。これらは、空気のように当たり前のものとして、我々の身近に存在しています。 しかし、日本は国内でエネルギーをまかなうことは難しく、そのことが強く再認識されたのは、東日本大震災でした。原子力発電に対する厳しい見方と共に、電力不足に対する不安の高まりも見られました。 他方、国際社会に目を向けると、地球温暖化は喫緊の課題であり、「パリ協定」によって日本を含む各国のCO2排出量抑制に向けた取組が進められようとしています。 こうした中、日本がどのようにエネルギーを選択し確保するか、いわゆる「ベストミックス」をいかに実現するか、国を挙げて議論が行われています。エネルギー問題に適切に対応していくことが、日本の経済社会の発展における最大の鍵と言っても過言ではありません。 そこで、本講義では、経済社会の帰趨を左右する環境・エネルギー問題の実情を説明し、近い将来に経済界、官界、政界、学会、報道機関、などで我が国を支えることになる聴講生の皆さんが、自分なりにエネルギーのベストミックスを考えられるようになることを目的とします。このため、細かい事象やデータを覚えるのではなく、環境・エネルギー問題を巡る大きな流れを理解できるよう解説すると共に、最近のトピックスについて質疑応答や議論を行います。 エネルギー政策の有識者、最前線で取り組んでいる経済産業省若手官僚、国会議員、環境・エネルギービジネスの現場で活躍しているビジネスパーソンなどをゲスト講師として迎え、臨場感のある現場の話と共に、裏話なども披露していただきます。このため、教養学部のみならず、法学部、経済学部、文学部、工学部の学生にとっても有意義であると考えます。 後半では、それまでの講義を踏まえて、聴講生の考える日本のエネルギーのあるべきベストミックスを含め、今後のビジョンについてグループディスカッションを行います。 また、今後のわが国経済社会の発展のために必要とされる人材に求められる課題解決能力の向上を目指して、環境・エネルギー問題のみならず聴講生が直面する様々な課題に関して質疑応答を行います。 特にAIの進展が人間の能力を超えるのではないかとの懸念が広がっている状況において、AIに負けないためにはどのような人間になって行くことが求められるかに解説を致します。 最終授業では提出して頂くレポートに関してプレゼンテーションを行います。 エネルギー、経済関連の事象について、それぞれの関連性などに関し大筋把握した上で、今後の我が国のあり方について聴講生がそれぞれの考え方をまとめるための材料を提供することを目的とした講義であることから、正解、不正解を評価するような試験は行わず、最後の講義において、それまでの講義を踏まえて聴講生からエネルギー問題に関する考え方をレポートに基づき発表をしていただき、その内容が論理的に整理されているかにより評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 評価方法 教科書 ガイダンス 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 普段何気なく食べ,また観賞する農作物はいったいどのようにつくられ,またどのような特徴があるのだろうか.それらの植物としての特徴,伝統的な栽培から最新の技術,生態系との関わり,社会文化との関わりなどを交えながら,文系の学生にもわかりやすく説明する.本セミナーを通して,人類にとって必須の食料・農産物の持続的生産に関する課題,新しい農業への取り組みなどをより具体的に知り,農業問題について身近に感じて考えてもらいたい. 出席とレポート 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2.0 105教室 2.0 K303 時間割コード 時間割コード 開講 国際環境エネルギー経済学「エネルギーのベストミックスとは~政策とビジネスの現場から」「AIに負けない課題解決能力の向上を目指して」 開講 講義題目 農作物を知る 講義題目 担当教員 河鰭 実之 担当教員 所属 瀬川 浩司 松井 英生 教養学部 木 4 所属 農学部 木 5 曜限 単位 教室 曜限 単位 教室 対象 対象
元のページ ../index.html#374