1年 文科 理科 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 S 全学自由研究ゼミナール 31655 S 昆虫と節足動物の生物学 松尾 隆嗣 31690 授業の目標概要 「昆虫採集」や「夏休みの自由研究」、あるいは「ファーブル昆虫記」といった接点で昆虫や節足動物に子供のころ親しんだ経験を持つ人も、その後は疎遠になってしまうことが多いのではないだろうか。昆虫と節足動物は種数で動物全体の約8割を占めるグループであり、生態系で果たす役割や人間の社会に及ぼす影響はおそらく皆さんが考える以上に大きい。東大農学部では多くの研究室で昆虫や節足動物を対象にした研究が行われている。本ゼミナールでは、実際に昆虫や節足動物を扱っている農学部の教員がそれぞれの専門分野からトピックを紹介する。大学1・2年生にとっては高度な内容を含むこともあるが、昆虫と節足動物がいかに多様な観点から注目され研究されているのかを学んでいただきたい。予定している各回のトピックは以下の通り(変更する可能性があります)。 ・昆虫の闘争行動 ・遺伝子組換昆虫による害虫防除 ・環境保全型水田の豊かな節足動物群集:害虫―天敵―ただの虫 ・昆虫に学ぶオスとメスの生物学 ・農業をする昆虫:養菌性キクイムシ ・幼虫は,変態することをいつどのように決めるのか? ・次世代の養蚕 ・害虫管理に対する昆虫の多様な進化的応答 ・昆虫ウイルスとバイオテクノロジー ・昆虫における匂い・味・フェロモンの受容体 ・クモ類の生態と進化 ・昆虫の生殖隔離とその進化 ・昆虫の個体群分化と種分化 また実際の体験を通して理解を深めるために、弥生キャンパスの昆虫・節足動物関係の研究室を巡る見学会と、西東京キャンパス(演習林・農場)での昆虫野外調査の体験実習を企画している(それぞれ参加希望者が一定数を超えた場合に実施)。 原則として、1回目の授業(ガイダンスを含む)に参加した人のみ履修を認めます(2回目以降からの履修を認めない)。事情により1回目の授業に参加できない場合は「事前に」担当教員から許可を得てください。履修希望者が多数になった場合は、何らかの方法により選抜することがあります。 出席および受講態度で成績を評価する。受講態度を評価する目的で不定期に小テストを実施する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 評価方法 教科書 ガイダンス 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 社会科学研究所の全所的プロジェクトとして実施してきた「危機対応の社会科学」(略称・危機対応学)についてオムニバス形式の講義を行う。危機対応学は、社会に発生する様々な危機(クライシス)および社会そのものの危機的状況と、それに対する社会や個人の対応のあり方について、社会科学の観点から総合的に考察する新たな学問を目指している。講義では、社会における危機の発生と対応のメカニズムの解明であり、同時にそこから「危険(リスク)」を「機会(チャンス)」に転じるための諸条件について、講義参加者と共に考えていく。 出席とレポート 授業中に指示をする。/Will specify at class time 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2020年04月08日5限/5th Period 2.0 166教室 516教室 2.0 時間割コード 時間割コード 開講 講義題目 開講 講義題目 危機対応の社会科学 担当教員 担当教員 飯田 高 所属 農学部 水 5 所属 社会科学研究所 曜限 単位 教室 曜限 単位 教室 対象 対象
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