2020Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 1年 文科 理科 2年 文科 理科 単位 月 5 S 全学自由研究ゼミナール 31704 S 31713 授業の目標概要 昨今、社会におけるサイバーセキュリティを脅かす事件や事故が毎日のように発生している。それらがどのような形で発生し、その裏側でどんなことが起きているのかについて、本学の情報セキュリティ教育研究センターの教員、ならびに、ヤフー株式会社からお招きするセキュリティ専門家が、わかりやすい言葉で解説していく。 はじめにセキュリティの概論や総論について、技術・経営・法律・人材育成などの観点から解説する。その後、セキュリティの最新のトレンドを形成している分野(オリンピック関連、AI、Fintech等)や、サイバー社会の多種多様なサービスと、セキュリティとの関係を解説する。それぞれの分野とセキュリティがどのように関係し、安心・安全なサービスを提供するためにどのような努力がなされているかについては、企業(Yahoo! JAPAN)の現場の事例を基に、リアリティのある話題を、わかりやすく解説していく。 授業は講義形式で実施し、毎回提出する講義レポートにより成績評価を行う。 講義レポートによる 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 評価方法 教科書 ガイダンス 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 国際社会で生じる問題は、自然現象ではなく社会現象である以上、一人一人の力によっ てわずかながらでも良くすることもできるし、さらに悪くしてしまうこともあります。履修者の皆さんには、この点を意識し、自分の頭で国際問題の解決策を考えられるようになってほしいと考えています。 この授業では、「模擬国連会議(Model United Nations)」というアクティブラーニングの手法を用いて、国際問題の解決法を考えます。多様な利害・価値観に配慮することの重要性を理解するには体感してみることが早道ですが、模擬国連会議では、一人一人が米国政府代表や中国政府代表などの担当国になりきって国際問題について話し合います。立場を固定されている点ではディベートと同様です。しかし、 相手を論破することで勝利を目指すディベートと異なり、模擬国連会議では合意形成が目的であるため相手の利害・価値観を尊重したうえでの妥協が重要になります。この点を重視し、授業内では対立の激しい議題・担当国を設定して、 ロールプレイとシミュレーションに取り組みます。 2019年度Aセメスターに続き、二度目の開講となります。 具体的な到達目標は、以下の通りです。 ①国際問題の構造や原因を説明できる【中間レポートで評価】 ②国際問題をめぐる多様な立場(利害・価値観)を説明できる【中間レポートで評価】 ③国際問題の解決・管理における妥協の重要性を説明できる【中間レポートで評価】 ④国連の資料を自ら調べて国際問題の分析に用いることができる【期末レポートで評価】 ⑤国際問題の解決策について、選択肢を複数挙げて比較衡量したうえで、妥当と考えられるものを説得的に示すことができる【期末レポートで評価】 ⑥模擬国連会議の教育手法としての特徴を説明できる【期末レポートで評価】 期末レポート(50%)と、中間レポート(模擬国連会議のふりかえりレポート:25%×2)により、評価します。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2.0 159教室 2.0 KALS 時間割コード 時間割コード 開講 講義題目 サイバーセキュリティ 開講 講義題目 模擬国連で学ぶ 国際関係と合意形成 担当教員 宮本 大輔 担当教員 網野 徹哉 中村 長史 所属 情報基盤センター 所属 教養教育 高度化機構 曜限 単位 教室 曜限 教室 対象 対象

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