2020Sシラバス
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初年次ゼミナール文科 31450 水 4 授業の目標・概要 【共通目標】 31753 水 4 授業の目標・概要 【共通目標】 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 翻訳においては正確さだけではなくわかりやすさも要求される。そうした状況で、理論言語学の知見から領域を限定し、それに関連して翻訳上具体的に生じる問題を言語学での観点から自ら定義し考察することで言語分析の実際を体験することを目標とする。授業では、英語で書かれた書評論文から、日本語へ翻訳する際に注意が必要な箇所をこちらで抽出し、そこで使われている表現が日英語比較の分析上どのような具体的問題を提起するかを考察する小論文を作成してもらう。英語から日本語への翻訳では、ともすれば英語の文法的特徴に関心が向けられがちであるが、日本語の文法についての理解もそれに劣らず重要であることを体験してもらうことになるであろう。 【学術分野】言語学 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 言語学、英語、日本語、疑問文、感嘆文、否定 教科書 ガイダンス 大学では「問い」の「答え」を探求する前にまず「問い」自体を自分で見つける必要があるという点を理解し、学ぶ姿勢の根本的な転換を目指す。授業を通じて「問い」の立て方、「理論」についての考え方、「研究方法」の設定の仕方、学術資料の収集の仕方、議論の根拠の導き方、論述の組み立て方などのアカデミックスキルに触れ、それらを習得する。また、自分が取り組む「問い」が学術的・社会的に意義のある「問い」であることを主張する必要性を理解する。 「問い」の「答え」を導くに当たって必要な、先行研究の理解とオリジナリティの主張の方法(剽窃の防止を含む)、議論と根拠の関係などといったより基礎的な作法および図書館などの研究リソースの利用方法を、第2回目の合同授業で学ぶ。 【この授業の目標・概要】 子ども向けのものを含め、これまでに偉人伝に接してきた人は多いだろう。感動し、敬意を表する「純粋な」読み方も、もちろん存在する。ただしこの授業では、何が「偉業」とされ、それがどのような表現を用いて語られているかを、客観的に分析してもらう。その分析を通して、時代や社会が求める理想の人物像とは何かについて考察してほしい。 取り上げる伝記は各自が自由に選択するものとし、時代や地域は不問とする。評伝のほか、映画や漫画も分析対象としてよい。また、問題を論じるうえで必要な場合は、複数の人物や書物についての比較対照を行ってもよい。 授業では、選択したテーマの概要について各自に発表を行ってもらうほか、小論文の草稿についての意見交換を行うことを通して、最終課題の完成度を高めてゆく。 【学術分野】国文・漢文学 【授業形態】文献批評型 発表および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 草稿は期限内に提出されたもののみを評価の対象とする。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 人物伝、批評、問題意識 教科書 ガイダンス 121教室 115教室 理論言語学と翻訳 「偉人伝」を読む 渡邉 明 永井 久美子 文学部 教養教育高度化機構

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