総合科目 E(物質・生命) 授業の目標・概要 「化学」は単に物質の名前を覚えたり、反応式を暗記するような学問ではなく、基礎的な概念に基づいて、多様な物質の構造や性質を体系的かつ包括的に扱う学問である。本講義では、高校で学んだ化学の知識を基礎として、化学が関わる身近な現象や最先端の技術を題材にしながら、その根底にある化学的な概念をできるだけ平易に解説する。これによって、化学の学問体系を大づかみに理解するとともに、化学の面白さを学ぶことを目標とする。また、本講義は、化学系の基礎科目や専門的な内容を扱う総合科目を学ぶための入門的な役割をもつ。本講義で扱う主な項目を以下に示す。 1. 物質の構成(原子の構造、分子の形成、固体の構造と物性、光と分子) 2. 物質の変化(熱力学の法則、化学平衡、反応速度論) 3. 有機化合物(構造と結合、有機電子論、分析化学、触媒化学) 4. 機能性分子と生体関連分子(高分子化学、超分子化学、核酸、タンパク質) 定期試験の成績による。 成績評価方法 教科書 教科書は使用しない。/Will not use textbook ※講義の詳細については、UTASを参照すること 時間割コード 30230 30305 31092 31262 525教室 743教室 1331教室 525教室 月 5 火 2 金 2 金 5 曜限 佃 達哉、井上 将行 寺尾 潤、山口 和也 寺尾 潤、高鍋 和広 村田 滋、野崎 京子 基礎化学 担当教員 教室 開講区分 1年 文科 理一(1-12)理二三(1-8) 1年 文科 理一(13-21)理二三(14-18) 1年 文科 理一(31-39)理二三(19-24) 1年 文科 理一(22-30)理二三(9-13) 対象クラス S
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