1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 5 火 2 2年 理科 総合科目 E(物質・生命) 31582 S 31603 S1 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 分子化学概論/Introduction to Molecular Chemistry 講義題目 授業の目標概要 ナノテクノロジー、バイオテクノロジーなどの新しい技術の誕生・発展に伴って、物質や生体が機能を発現するメカニズムを分子レベルでとらえ、制御することができつつある。一方で、化学を基盤とした基礎・応用科学の急速な発展に伴って、高校の化学と専門課程の化学のギャップは大きくなる一方である。本講義では将来、化学のみならず生物科学や物質関連科学を志向する1、2年生にとって不可欠である最新の化学の考え方を理学部化学科の教員がわかりやすく解説する。レーザーと分子イメージング、環境に調和した有機合成、生物を観る・測る・操作する分析化学などを具体的なテーマとして取り上げ、学部初年のレベルから化学研究の最前線に至る道筋を明らかにすることを目標とする。 出席および試験(一部はレポートに替える場合あり)による。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2020年04月06日 ケミカルバイオロジーⅠ(化学からみたケミカルバイオロジー) 講義題目 授業の目標概要 医薬を創製し、人類の健康を守ることは薬学の大きな目標の一つである。この目標のために、薬学では、生体や疾患の仕組みを解明するための研究、薬や毒などの物質と生体との相互関係を解明するための研究、生体に有用な物質を創製するための研究などが、互いに連携をとりながら日夜進められている。本講義では、薬学研究の中から主として有機化学あるいは物理化学研究を取り上げ、これらの研究が新薬の創製にいかに重要であるかを平易に解説する。 レポート提出、授業態度(出席等) 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 512教室 1311教室 523教室 時間割コード 時間割コード 時間割コード 30358 S 講義題目 分子認識と分子自己集合 授業の目標概要 殆どの場合,分子は孤立して存在するというより,常に他の分子と相互作用している.特に溶液中では,必ず分子間における相互作用が存在する.このような分子間相互作用は分子骨格を形成する化学結合(共有結合)に比べとても弱いが,分子間相互作用が生命系の複雑な仕組みと深く関わり,秩序立ったシステムの形成・維持に寄与している.本授業では,ほぼ全ての分子間相互作用を扱い,さらに分子間相互作用の理解を深めるため,分子軌道により解釈される共有結合との比較も行う. 水素結合やファンデルワールス力は分子間相互作用の一つで,高校化学の教科書でも取り扱われている.しかし,分子間相互作用について,いくつもの基本的な疑問がある.水素結合はどういう元素間で形成されやすく,なぜそうなるのか?DNAの塩基対は水素結合で形成されているが,ATペアよりGCペアの方が強いのはなぜか?単に水素結合の数だけで説明して良いのか?タンパク質はポリペプチドから形成され,アミド間の水素結合により一義構造へ折り畳まれるが,なぜアミド結合が選ばれたのか?なぜ水に溶けにくい物質は水を嫌って集合化するのか?また,水以外にこのような特性を示す溶媒は存在するのか?ファンデルワールス力は分子間相互作用の中で最も弱いが,無視できるほど弱いのか?分子が自発的に集合し,秩序構造を形成する自己集合という現象は,生命システムの形成に欠かせないが,どうやって自己集合体が形成されるのか?自己集合も化学反応の一つだが,その反応機構は,一般的な化学反応と同じような考え方で解釈できるのか? 本授業では,これらの問題について「分子間相互作用」というキーワードをもとに合理的に考え,結論を導き出していく. 出席,期末試験による. 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 溶液における分子認識と自己集合の原理 著者(訳者) 平岡秀一 出版社 サイエンス社 ISBN 978-4-7819-1403-9 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 開講 授業科目名 分子化学概論 開講 授業科目名 化学薬学概論 開講 授業科目名 超分子化学 担当教員 合田 圭介 担当教員 金井 求 担当教員 平岡 秀一 所属 理学部 所属 薬学部 所属 化学 曜限 教室 曜限 教室 教室 曜限 対象 対象 対象
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