2020Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 総合科目 D(人間・環境) 30257 S 30353 S 講義題目 授業の目標概要 <目標> 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 神経・生理心理学 授業の目標概要 認知脳科学、認知心理学、神経科学に関する幅広い分野の基礎を学ぶ。脳機能の各種測定法、脳刺激法を学ぶとともに、脳の構造やはたらき、脳の発達、感覚・知覚、記憶、睡眠など、さまざまな人間の認知的側面とそれに関連する脳のはたらきについて学ぶ。基本的な内容と合わせて、最近の研究によって明らかになった知見を紹介し、認知脳科学についての幅広い理解と興味をうながすことを目標とする。 学期末の筆記試験。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 評価方法 教科書 ガイダンス 神経・生理心理学 ・「脳神経系の構造及び機能」を説明することができる。 ・視覚の特性とその神経科学的基盤を説明することができる。 ・「記憶、感情等の生理学的反応の機序」を説明することができる。 ・「高次脳機能障害の概要」を説明することができる。 ・脳と心の関係を調べる実験的技法を研究に応用できる。 <概要> 本講義では様々な精神機能の実現に深く関与する「脳」を研究対象とする神経科学分野に関して、いくつかのトピックを選び、基礎的な知識から最新の知見まで紹介する。この分野は心理学・生物学をはじめとして医学・工学・物理学等が結集してその解明に突き進んでいる学際的なフロンティア領域であり、幅広くその応用が期待されている。そして、脳研究の知見は「我々がいかなる存在であるのか」ということを垣間見せてくれる。授業では「心の諸特性」とそれを司る「脳のメカニズム」がどのような実験手法で解明されてきたのかを、視聴覚教材を用いて体験しながら学ぶ。講義では、まず、脳が実現している私達人間の視覚・記憶・感情などの心的特性を学ぶ。また、脳神経系の構造及び機能を学んだ上で、視覚特性を説明する視覚系の概要や記憶・感情等の生理学的反応の機序を理解する。また、高次脳機能障害の概要を学び、そこから示唆されたことを証明した実験研究などを紹介する。さらに、心理・生物データの特性や標準的な科学的取り扱い、およびそれらに基づいた論理展開や解釈の仕方も勉強した上で、原著論文のデータを交えつつ、「ニューロンの活動」から「皮質レベルの活動」、そして「行動や意識」のレベルにいたるまでの「脳」と「心」の関係を包括的に理解することを目指す。 期末試験成績による。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 1323教室 1313教室 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 認知脳科学 開講 授業科目名 認知脳科学 担当教員 石金 浩史 担当教員 四本 裕子 所属 心理・教育学 所属 心理・教育学 曜限 教室 曜限 教室 対象 対象

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