1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 総合科目 B(国際・地域) 31132 S 30347 S 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 中央アジア出土文書から見た前近代中国史 4~15世紀という時代は、北方遊牧民の移動をきっかけにユーラシア大陸にまたがる人と文化の大移動が展開し、ユーラシア各地が相互に連動する時代である。本講義では、単に中国歴代王朝の歴史を通覧するのではなく、このユーラシア規模の変動なかで、社会のあり方や政治制度の実態、人々の生活などがどのように変容したのかを考察するとともに、中国に視座をおいたユーラシア世界史の展開を概観する。 また、その分析の材料として、中央アジア地域(東トルキスタン~河西回廊)から発見された古文書を取りあげたい。さまざまな言語・文字・ジャンルから構成されるこの史料からは、同時代の人々や社会について、中国の史書からは窺えない「生の声」を汲み取ることができる。 この授業では、前近代中国に関する基礎知識を身につけるとともに、歴史の流れを巨視的に掴む力や複数の史料から多角的に歴史事象を眺める力を養うことを目標とする(なお史料については適宜日本語訳を付けます)。 期末試験と平常点(毎回コメントペーパーを提出)で総合的に評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 連続講義:明治史研究の最前線 『明治史研究の最前線』の著者に聞いてみる 2018年に、今回と同じ講義題目の授業を行った。テキストは『明治史講義【テーマ篇】』(ちくま新書、2018年)で、「授業の目標、概要」には以下のように記した。 「明治維新150年だそうである。維新を中心に、明治に関係する企画がいろいろと行われ、また関連する本も、硬軟・精粗とりまぜて、数多く世に出ることだろう。そうしたなかから「本物」を見抜くにはどうしたら良いのだろうか? そのための唯一ではなくとも有力な方法として、明治史研究の最前線で活躍している歴史家に直に聞いてみるという手があるはずだ。ただ言うは易し、行うは難し。かれらだって暇ではなく、普段そんな機会はそうそう転がっているものではない。それどころか専門家同士でも、お互いに会って話をすることは稀だったりする。この授業は、そんな貴重な機会を皆さんに提供しようという豪勢な試みである。」 この授業は幸いにも好評を博し、二つの副産物を生んだ。ひとつは、その時の講義と質疑応答を収めた『はじめての明治史:東大駒場連続講義』(ちくまプリマ―新書、2018年)。受講生の鋭い質問もそのまま収録されている。そしてもうひとつは、その時の講義題目を書名とする『明治史研究の最前線』(筑摩選書、2020年)である。 そこで今回は、『明治史研究の最前線』の執筆者をゲストにお招きし、ゲストによる講義とそれに対する質疑を通じて、文字通り明治史研究の最前線を体感してもらうことにした。第一線で活躍する個性的な歴史家に対し、直に質問できるまたとない貴重な機会であり、質疑の時間をたっぷりとる予定である。是非ともこの授業を活用して、明治史研究のおもしろさを味わってもらいたい。 期末試験を主とするが、授業への参加状況を加味する場合がある。また受講者の人数によっては期末試験に代えて小論文とすることがある。詳細は授業内で告知する。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 小林和幸編 出版社 ISBN 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 『明治史研究の最前線』 筑摩選書 9784480016935 1312教室 513教室 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 歴史社会論 開講 授業科目名 近現代史 担当教員 赤木 崇敏 担当教員 山口 輝臣 所属 歴史学 所属 歴史学 曜限 教室 曜限 教室 対象 対象
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