2020Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 2 総合科目 A(思想・芸術) 31130 S 31579 S 30923 S 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 心と身体と思想 授業の目標概要 インド・中国には人間の心を見つめる伝統が存在した。インドはヨーガに始まり、サティパッターナと呼ばれる心の観察が存在したが、のちに仏教では独自な視点を入れて、サマタとヴィパッサナーに二大別するようになった。中国では、身体を流れる気と関連づけられて、心が見つめられた。人間の思想と身体的な実践の結びつきを考えながら、人間が自己と世界とを、どのように捉えてきたのかを探求する。また、それは現代の我々が直面する、苦悩などの様々な問題を解決する糸口に繋がることが期待される。人間の心と体と、そして思想とが密接に関連しながら展開したことを、理解できるようになることを目指す。 授業途中で課すレポート3割 試験7割の割合で評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 アメリカ文化とその多様性:日米比較の視点から 授業の目標概要 本講義では、アメリカ文化の特色を理解する上で重要な、幾つかのテーマを中心に比較文化の視点を活用して考えていく。特に、「多様性」というアメリカの文化的・社会的特徴を、文学、映画、絵画作品などを適宜紹介しつつ解説していく。情報・コミュニケーション技術や世界市場の飛躍的な進展を迎えた今日、アメリカ文化の世界への拡大がもつ意味について理解を深めることは非常に重要である。そこで、明治以降、アメリカ文化の多大な影響を受けてきた日本の例を題材に、アメリカ文化の「グローバリゼーション」についても取り上げる。また本講義では多様な社会を構築していく上でアメリカが直面した差別や偏見の問題、特に日系アメリカ人の歴史や、日米の戦時プロパガンダの問題を重点的に扱い、異文化が共存していくとはいかなることなのかについて熟考してもらう。 課題となっているドキュメンタリー作品に対するコメントや、学期末試験の結果によって総合的に評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 評価方法 教科書 ガイダンス オペラを観る・オペラを知る⑤ 講義題目 授業の目標概要 一昨年に続き、西欧の代表的な舞台音楽ジャンルであるオペラを観るためのイントロダクション的な授業である。昨年の「あいちトリエンナーレ」では、不当な理由で展示自体が公共的な支援を打ち切られたが、芸術とは本来「危険な」ものである。その「アブナさ」を理解せずして芸術に触れることはできない。19世紀までのヨーロッパ最大の娯楽であると同時に「芸術」であったオペラも例外ではない。今年度は、そうした「アブナさ」をオペラがどのように内包し、またそれをもってなにに抵抗し、どのように受け容れられてきたかということをテーマにする。もちろんその背後で、オペラはどのような視点で観られ・聴かれるものなのか。どのように観れば面白いのかという視点も取り続けたい。現在オペラ上演の最先端はどのようになっているのか。オペラはすでに過去のジャンルなのか。以上のような疑問を持つ受講者を望むが、単なるオペラ好きも大いに歓迎する。少しでも別の観方が得られればよいと思う。 毎回のレポート(感想文)、そして1回の実演体験によるレポート、および試験による。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 18号館ホール 162教室 511教室 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 音楽論 開講 授業科目名 比較文化論 開講 授業科目名 比較文化論 担当教員 長木 誠司 担当教員 蓑輪 顕量 担当教員 石原 剛 所属 表象文化論コース 金 2 所属 文学部 所属 比較文学比較文化研究室 曜限 教室 曜限 教室 曜限 教室 対象 対象 対象

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