2年 文科 理科 金 2 2年 文科 理科 展開科目 自然科学ゼミナール 展開科目 自然科学ゼミナール 時間割コード 31610 S 31094 S 講義題目 授業の目標概要 【注意】この授業は、開講日程の都合上、成績が所定の確認日より後に公開される見込みが高いので留意すること。 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 放射線関連技術の最先端と地域振興の現状 東京大学では放射線に関して、生命科学から工学、物理学、数理科学まで広範な領域にわたる研究が行われている。全学センターとしてアイソトープ総合センターはその拠点となり、学内の放射線利用者への教育と同時に、放射線を使った先端的研究が行われている。学外に向けては原子力発電所事故の被災自治体や地元教育研究機関と協力して、除染・測定を含む学術的活動を継続的に行い、帰還を支援している。当センターはこれらの活動を通じて、被災地住民にとって真に重要な課題を明らかにし、これに取り組むために従来の学問の限界や枠組みを押し広げる努力を行っている。放射線影響、特に低線量の内部被ばくメカニズム解明やそれに対する防護については未知の点が多く、集学的な対応が必要であることから、その全貌を把握する系統的機会は少ない。そこで、本講義においては可及的に多様な視点から放射線が生体に及ぼす現象平易に解説することを目的とする。また、当センターは放射線を製造する加速器研究者や、分析装置の研究者と共に、生体イメージングや、α線核種を用いた医薬品開発を行っており、先端的なアイソトープ利用の拠点としての役割も果たしているため、最新の学問的潮流を踏まえて、放射線の有効利用の現状と次の展開についても解説することが可能である。特に、アイソトープ総合センターの教職員が取り組む研究とその成果をとりあげることにより、現実的な課題から最先端の科学研究に至るまで概観することを本講義の目的とする。 「放射線影響と利用」では、(受講希望者が多数の場合には,)、受講を希望する理由書に基づき選抜を実施する。履修希望者は本講義の受講を希望する理由をA4用紙1枚程度に記載し、第1回講義の際に提出すること。選抜結果は、第2回講義前までに掲示する。 なお、この講義は「福島復興学(仮称)」の支援により測定、復興支援に携わる現場担当者の話を聞く機会としての側面も有している。 それぞれの講義のうち幾つかを選択した上でレポート提出を求め、通常点及び最終回に予定している測定演習の成績と総合して理解度を判定、評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特定日に行う。/Will conduct guidance at another time 2020年04月06日5限/5th Period1号館108教室 「花と昆虫の野外生物学」 講義題目 授業の目標概要 自然界では、春から初夏にかけてたくさんの花が咲き乱れ、その蜜や花粉を求めてたくさんの昆虫が花にやって来る。この授業は、自然界での花と昆虫の相互作用と花をめぐる生物多様性の成り立ちを進化生態学的に理解するのが目標である。マルハナバチが来ない場合は、ジェネラリストの訪花昆虫であるハナアブ、狩りバチ、甲虫、アリなどを採集して、壷深い花に特化したスペシャリストのマルハナバチとの違いを比較する。 最初3回の講義とその後の野外実習及び標本つくりの組み合わせで成り立っている。5月GW明けの週末を使った日光実習、それ以降の授業中の昆虫採集とKOMCEE East の実習室での標本つくり、そしてインターネットでの検索の組み合わせで成り立っている。野外実習は雨天のときは屋内での作業となるので、私からの案内に注意すること。最終的に、期末レポートを仕上げて終了となる。 受講生は3名1班のグループで班ごとにまとまって活動することになる。4月の初回ガイダンスで本授業の概要を簡単に述べ、その直後に、受講生の人数を絞るためにプレイスメント・テストを実施する。なぜなら、東大理学部附属日光植物園と東大駒場キャンパスでの野外実習では、対象となるマルハナバチの来る植え込みはごく限られ、大人数が動くで状況ではマルハナバチも逃げてしまうので、授業が不可能となる。4班12名だけの限られた人数で授業を実施することを了承してほしい。プレイスメント・テストを受講しない学生は、この授業を受講できないので、要注意。 毎週金曜の授業だけでなく、週末の野外実習も入るので、変則的なスケジュールであることに注意。 出席、 平常の活動、討議などの総合力 期末レポート プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2020年04月10日2限/2nd Period講義室 K401 時間割コード 授業科目名 開講 自然科学ゼミナール(生命科学) 開講 授業科目名 自然科学ゼミナール(生命科学) 担当教員 和田 洋一郎 担当教員 嶋田 正和 所属 アイソトープ 総合センター 所属 生物 曜限 教室 シラバス参照 集中 曜限 教室 対象 対象
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