2020Sシラバス
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水 1 1年 文科 2年 文科 水 1 1年 文科 2年 文科 水 1 1年 文科 2年 文科 基礎科目 人文科学 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 東アジアの中の日本戦後史 1945年の敗戦とそれにつづく連合国軍の占領によって、日本は大きな変革を迫られた。そして、実際に諸改革が実行され、国際社会との関係も新たなものとなった。そして1950年半ばころには相対的に安定した制度や社会の仕組み、人々の意識や関係の結び方が生まれたといえよう。これは、その後の日本のあり方を規定し現在にも影響を及ぼしている。この授業ではまず、それがどのようなものでありなぜいかなる経緯で成立したかを確認していく。 それを踏まえて、さらに戦後日本の枠組みがどのように変化していったかやそもそもそれがどのような問題点、限界をもつものであったのかを考えていくことをこの授業のもう一つの課題としたい。 その際、東アジアの近隣諸国、特に旧植民地との関係や、戦後日本の多数派と異なる体験をした人々・地域に着目し、通常の「戦後史」では語られてこなかった事実を重視し、その視点からこれまで一般的に語られてきた戦後史の再検討を試みたい。 受講態度、学期末に提出するレポートなどから総合的に判断する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 159教室 511教室 532教室 時間割コード 30604 S 講義題目 授業の目標概要 時間割コード 30605 S ことばと文学Ⅰ 言語の構造とその動態 講義題目 授業の目標概要 この講義では、最初に簡単に言語学という学問分野の概観をした後に、いくつかの言語現象を見ることを通して、人間の言語の規則性・体系性・普遍性を知るとともに、自己完結的に閉じた規則の体系として人間の言語を見ることを難しくさせる、言語の柔軟性・相対性に対する理解を得ることを目的とします。初回授業時にガイダンスを行い、どんな言語現象をどんな観点から取り上げるのか説明しますので、関心のある方は初回授業に出てみてください。言語学ってどんな学問分野なんだろう、という関心のある方を歓迎します。 ミニレポートと期末試験による。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2020年04月08日1限/1st Period通常授業と同じ教室 時間割コード 30606 S 「ことば」から見る中国人の思考と感覚 講義題目 授業の目標概要 本授業では、現代中国語でのコミュニケーションにおける、日常ありふれた「ことば(の使用)」の実態を明らかにし、そのことによって、中国語という言語の特徴を詳らかに示すとともに、中国人の思考や認識、感覚などを分析することを目指す。 言語学のサピア=ウォーフの仮説(言語相対性仮説)は「言語の違いは、思考や世界の認識に対して影響を及ぼす」と主張するものであるが、確かに、個別の言語はそれを母語とする人々の思考や認知との間に深い関係を有している。換言すれば、「言語」は少なくとも「人」を造っている重要な要素の一つであり、各言語に見られる種々の様相は、それを用いる人々の思惟や感覚、思想などの反映された所産だと言って良いだろう。 授業では、中国語の特徴を考察する基準として、日本語(と英語)の実態との比較を行ない、対照的に考察することにより、日中(英)語の相違点についても考える。たとえば、日常用いる挨拶ひとつを取り上げてみても、日本語の「こんにちは」に対して、中国語では“你好!”、英語では“Hello / Good afternoon”など、一見同じような意味の挨拶語は存在するものの、細かく観察すれば、これらの挨拶語の使用実態と意味がまったく同一ではないことが理解できる。その相違点は、それぞれの母語話者が有している思考と感覚の違いに基づくものである。 本授業では、こういった、いずれの言語にも存在する、似て異なる「ことば」の実態を取り上げつつ、中国語の特徴について考えてみたい。 以下の2つに基づき成績を評価する。 1)毎回の授業で提出してもらうリアクションペーパー 2)期末レポート プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 開講 授業科目名 歴史Ⅱ 開講 授業科目名 開講 授業科目名 ことばと文学Ⅰ 担当教員 外村 大 担当教員 坪井 栄治郎 担当教員 小野 秀樹 所属 歴史学 所属 英語 所属 中国語 曜限 教室 曜限 教室 教室 曜限 対象 対象 対象

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