1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 5 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 5 A 展開科目 人文科学ゼミナール 50927 51076 50675 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 「戦記もの」から考えるアジア・太平洋戦争 本授業では、国会図書館に所蔵されている「戦記もの」と呼ばれるジャンルの文献を読んでいきます。それぞれの受講者がアジア・太平洋戦争についてのテーマを考え、絞り込み、調査してもらいます。学期末には外部の研究会で発表し、その上でレポートを提出してもらいます。日本社会においては、1990年代からアジア・太平洋戦争についての見直しがなされてきました。外国人の当事者が日本社会で訴えたことの影響が大きかったのですが、現在ではその訴えにどう対処するかが国際政治の対象となってしまいました。その結果、「何が起きたのか」「どのような状況で起きたのか」「誰が行ったのか」等々のあたりまえの問いは、意見や見解によるものとみなされる傾向が大変強くなりました。このような傾向は、過去を見つめなおし、過去から何を学べるのかを考える、という歴史学の本流からは切り離されたものです。そこで、歴史学の本流の方法に立ち戻り、皆さんと共に、より現場に近い資料から70年以上前に終わった戦争の実相を捉えるということを実践したいと思うようになりました。 国会図書館での進捗状況の確認+期末発表+期末レポート (読んだ「戦記もの」については基礎データを記した献リストを作成し、これを期末レポートに付けてください。) 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 指定された教室 裁判記録から見る琉球王国 近世期(1609-1879年)の琉球は、中国・日本と二重の君臣関係を有しながら--むしろそれゆえに--中日どちらにも包摂されない固有の文化・制度や社会状況を確立していった。この授業では、近世琉球の裁判記録(の現代語訳)を読み解きながら、(1)琉球固有の諸状況(例えば生活生業・国際関係・身分制・法制・ジェンダー・交通など)への理解を深めつつ、(2)史料から「問い」を立て、調査・考察するという歴史学研究方法の基礎を学ぶことを目的とする。 ゼミであるので定員を15名程度とし、もし履修希望者が超過した場合は、初回授業で志望動機などに関する短いレポートを書いてもらい、これによって選考する。従って履修希望者は初回授業に必ず出席すること。 出席状況、授業への参加度、報告(発表)およびレポートの内容などに基づき総合的に評価する。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 周縁課題に関する問いを立て、議論をする 地球上には様々な難題が山積みされている。貧困、紛争、疫病、環境問題、災害、排除と包摂、食糧問題、難民や移民、科学技術と倫理等々。グローバル化が進み、ビッグデータの活用やAI等の先端技術が普及したとしても、常にその影には周縁化された課題が残ってしまう。そうした周縁課題と向き合ってきた文化人類学を中心とする様々な人文科学の業績を講読しながら、自らも問いを立て議論をするための作法を身に着ける訓練をする。ある人類学者が述べたように、文化人類学は「人文科学の中でもっとも科学的であり、科学の中で最も人文主義的である」とされる。その微妙なバランスを保ちながら、議論をする意義のある課題を見つけ、問いを立てて考察をし、問いを練り直しながらさらに議論を発展させてゆく作法を先行研究から学び取る。そして課題との持続的な対話を通して、学問に深みが増してゆくことを理解してゆく。履修者はセメスター中に課題図書を参考にしながら自らが関心を持つ周縁課題を1つ取り上げ、文化人類学的視座から自由に取り組み、セメスターの後半は各自その取り組みを発表し議論をしていくこととする。 授業への出席と課題達成度で総合的に判断します。 授業中に指示をする。/Will specify at class time 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 114 515 114 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(歴史学) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(歴史学) 開講 授業科目名 人文科学ゼミナール(文化人類学) 担当教員 岡田 泰平 担当教員 渡辺 美季 担当教員 関谷 雄一 所属 歴史学部会 所属 歴史学部会 所属 文化人類学 曜限 教室 曜限 教室 曜限 教室 対象 対象 対象
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