1年 文科 2年 文科 火 5 A 1年 文科 2年 文科 月 3 A 1年 文科 2年 文科 月 3 A 基礎科目 人文科学 50459 50133 50134 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 日本語史の未解決問題 日本語は、世界の諸言語の中ではその歴史的変遷に関わる資料に恵まれた言語に属する。また、語彙構造については中国語を初めとする外国語の大きな影響を蒙り、音声・音韻構造についても中国語等の影響をその史的変化の上に受けているが、文法構造については大きな影響を受けていない、という点でも、言語の史的変化に関する、興味深い事例を一般言語史研究に提供できる研究対象である。しかしながら、確実に近縁関係を指摘出来る言語が発見されていないことはその研究上の大きな制約でもあり、そもそも、本来は音声という形態をとるのが一次的な姿である言語を、文献から復元することに関わる、言語史に普遍的な研究上の困難もある。本講義では、日本語史の重要事項を押さえつつ、今後の解明が待たれる問題について紹介していく。 授業中の課題への取り組み(30%)と期末試験(70%)により総合的に判定する。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 中国近現代小説を読む 中国が近代化の必要に迫られた19世紀から20世紀初頭までの歴史的・社会的背景をふまえた上で、20世紀前半の中国で書かれた短編小説を読んでいく。当時の中国で、文学は救国・社会改革のための道具としての側面が強く意識され、文学作品を通じて様々な社会問題が提起された。また、伝統的な社会規範から脱却し、西洋的な価値観を取り入れる必要性も、主として文学作品を通じて宣伝された。ただし、識字率の低さ、貧困率の高さ、伝統への愛着の深さ、諸外国の中国侵攻等々により、文学による社会改造は順調に進まなかった。それでも、人間の生き方を巡る諸問題を分析した作品が数多く生まれ、その中には21世紀の日本に生きる私たちにも、一定程度共感可能なものがあるように思われる。この機会に、前世紀の中国知識人の想像力と時空を超えた交流が可能かどうか、確かめてみてほしい。 コメントペーパー(約20%)、口頭発表(約30%)、レポート(約50%)。 毎回の授業で、授業内容に関する質問や自らの見解、作品に対する感想等を書いたコメントペーパーを提出する。発表は、履修者の数が多い場合は全員にまわらない可能性もあり、その際は代替手段を講ずる。レポートのテーマは、受講者と相談の上決定する。 プリントを配布する。/Will distribute handouts 特に行わない。/Will not conduct guidance 心理学概論 人間は,環境から受け取った光や音の情報をもとに,外界のモノや出来事を認識し,過去の記憶や与えられた状況に応じて適切に反応し,また他の人間と相互作用することができる.このすぐれて知的な能力はすべて脳の情報処理によるものである.認知科学(cognitive science)とは,心理学・神経生理学・情報工学が密接に結びつきながら,その仕組みを解明し制御することをめざす巨大な学問領域である. 本講義では,多くの錯覚デモや模擬実験を体験しながら,知覚,認識,記憶,感情,思考,社会性といった「人の心の基本的な仕組み及び働き」を支えている脳情報処理の原理原則と,その背後にある生理学的・計算論的メカニズムの基礎を学ぶ.それによって,進化と学習が生み出した優れた情報処理マシンとしての脳と人間を理解するための視点を身につけることをめざす.人工知能を含めた現代と未来の脳工学技術や「心理学の成り立ち」にも触れる. 出席および期末試験による. 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 1225 104 525 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 ことばと文学Ⅲ 開講 授業科目名 ことばと文学Ⅳ 開講 授業科目名 担当教員 矢田 勉 担当教員 白井 重範 担当教員 心理Ⅱ 本吉 勇 所属 国文・漢文学 所属 中国語 所属 心理・教育学 曜限 教室 曜限 教室 曜限 教室 対象 対象 対象
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