2019Aシラバス
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1年 文科 理科 60229 A2 2年 文科 理科 授業の目標概要 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 【注意】この授業は、開講日程の都合上成績が前期課程修了要件に反映されないことがあるので、履修にあたっては十分に注意すること。第1回講義およびガイダンスに出席していない学生の受講は認めない。 北方針広混交林帯に位置する北海道演習林では、森林環境の保全と持続的な木材生産との調和を目指した研究を一貫して行っている。本ゼミナールでは、雪に覆われた北海道の冬の森林をスノーシューを履いて探索し、冬季の樹木、植物、動物などの姿を通じて森林生態系の総合的な理解を深める。また、北海道演習林で行っている天然林施業の実際を学ぶことにより、森林資源の保全と活用の方法について考究する。 インターネット経由でビデオ配信する第2回講義の課題および、現地講義・実習におけるレポートによる合否判定 プリントを配布する。/Will distribute handouts 特定日に行う。/Will conduct guidance at another time 2019/11/20 6限/6th Period 1号館109教室 1年 文科 理科 2年 文科 理科 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 山梨県山中湖村は,富士山の麓にある観光地であり、別荘も多数存在する地域である。周辺には戦前戦後にかけて植林されたカラマツ林を主として森林が多く存在し、豊かな自然景観に恵まれている。しかし,近年ほとんどの森林では,枯れ木の処理,アクセス路の管理,適切な除伐や間伐,などの手入れが行われておらず,大きな樹木や繁茂した潅木がむしろ景観の阻害となったり,樹木が倒れて人や家屋に対して危険であったりする。また、森林内には散策や自然観察が行えるような道はほとんど整備されておらず、観光資源としても利用されていない。つまり、森林が地域の環境資源として十分に活用されていない状況があり、森林の利用が地域の課題となっている。 富士癒しの森研究所(山梨県山中湖村)では,この地域課題の解決に向けて,「癒しの森プロジェクト」という地域と協働した研究・教育活動に取り組んでいる。このプロジェクトでは,とくに森林の持つ人間への「癒し」の機能に着目し,地域の人々と森林との関係を再構築しようとしている。 本ゼミナールでは,癒しの森プロジェクトの一環として,受講生には,地域の森林を取り巻く現状を調査し,地域住民と交流,議論しながら,実際に地域の森林を活用した「地域づくり」の現場を体験してもらう。具体的には,山中湖村内に点在する将来散策路として活用しうる未整備の道を踏査し現状調査を行う。調査結果をもとに活用の可能性,整備の必要性などを現場の関係者と議論し,調査報告および提案書を作成する体験を行う予定である。キャンパス内では体験することのできない,地域住民との交流と協働の体験を通して日本の地域社会が直面する課題に挑む貴重な体験をしてもらいたい。 出席とレポートで評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2019/11/19 2限 全学体験ゼミナール 60230 A2 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 2 2 時間割コード 時間割コード 開講 講義題目 雪の森林に学ぶ ~北海道演習林 開講 講義題目 癒しの森と 地域社会(冬) 担当教員 鎌田 直人、廣嶋 卓也、 鈴木 智之、福井 大 担当教員 浅野 友子、齋藤 暖生、 三浦 直子、藤原 章雄 所属 農学部 所属 農学部 集中 曜限 単位 集中 曜限 単位 教室 対象 シラバス参照 教室 対象 シラバス参照

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