2019Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 AIが人々の就業環境や生活のあり方を急速に様変わりさせることが予測され、また先端の神経科学は「ヒトの脳を再現する」ことを目標としている。このような状況下では、教育の目標や方法も変わらざるを得ないだろう。 「21世紀型スキル」はこれからの教育が求める方向性を示す指針として国際団体により提唱された。日本においても教科書のデジタル化、小学校でのプログラミング教育必修化、「主体的学び」を目指した大学入試制度改革といったかたちで実装が進められようとしている。 しかしながら、社会リソースのデジタル化やSTEM教育推進の現状を見ると、日本での取り組みは他国から大きく遅れを取っていることが分かる。本ゼミナールでは国際的な動向や官民での取り組みの現状に詳しい有識者を招き、これからの教育の可能性や、新たに創出されるビジネスモデルについて議論する。 【登壇者と講演内容(順不同)】 1. 越塚登先生(情報学環) ユビキタス・コンピューティングが社会にもたらす変革 東京大学における教育情報化とEdTech研究・実装に向けた取り組み 2. 中尾彰宏先生(情報学環) これからのネットワーク環境と、それが生み出すオープンイノベーション 3. 滝沢頼子さん (中国ITジャーナリスト、UXデザイナー/コンサルタント) 中国のデジタルイノベーション、教育へのデジタル活用 4. 田中和哉さん(株式会社ディープコア) IT人材育成と情報化社会における最先端科学の動向、日本の科学技術政策や高等教育の今後 5. 中島さち子さん(株式会社steAm代表、ジャズピアニスト) 芸術と数学のエキスパートとして、STEAM教育の展望 6. 河合道雄さん(LITALICO) オープンコースウェア、インクルーシブ教育、プログラミング教室 7. 佐藤昌宏先生(デジハリ大学、内閣官房教育再生実行会議技術革新WG委員) 日本でEdTechを推進してきた経緯と、政府の動き・産官学連携の現状 8. 土井皓介さん/中條武さん(EdTech学生起業家) 在学中に起業した経緯と経験 9. 金子真大さん・根本紘志さん(株式会社BEIL) 起業の経緯とアダプティブラーニング・教育のデジタル化について ディスカッション、グループワークでの調査、プレゼンテーション 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time A 全学自由研究ゼミナール 51322 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 教養教育高度化機構 金 2 2 K303 時間割コード 開講 講義題目 教育×神経科学×AI 担当教員 坂口 菊恵、 開 一夫 所属 曜限 単位 教室 対象

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