1年 文科 理科 2年 文科 理科 A ・振り返りフォーム(20%)・・・各回で学んだ知識、概念、理論に関する簡単な復習。疑問点や感想も書いてください。 ・グループワーク発表(40%)・・教員(15%)、TA(15%)、他グループ(10%)で評価を行います。評価基準についてはルーブリック(グループ発表)(ホームページで9月上旬公開)を参照してください。 ・個人レポート(40%)・・・本ゼミで取り扱ったテーマの中から一つ選び、移民の子どもたちの教育をめぐる現状と課題について個人レポートで論じる。評価基準についてはルーブリック(個人レポート)(ホームページで9月上旬公開)を参照してください。 <概要> 日本は正式に”移民”を受け入れると発表していないものの、外国人流入数ではOECD加盟国中4位であり(OECD, 2017)、実質上の「移民受け入れ国」と言っても過言ではない。また、2019年春からは単純労働分野への外国人受け入れも拡大されている。外国人の定住化・滞在の長期化も進んでおり、日本社会の多民族化・多文化化*は進んでいると考えられる。 民族・人種・文化に関係なく、平等に社会に参加するために教育は重要な役割を果たす。本ゼミは、家庭、学校、地域、労働市場などさまざまな観点から、移民の子どもたちの生活世界に対する理解を深め、多文化社会と教育に関する基本的な概念や理論について学び、日本に在住する移民や難民の子どもたちの教育に関する課題と展望について検討する。 *ただし、日本の多文化社会化は今に始まったことではない。もともと、日本社会にはアイヌや部落などの人々、さらに在日コリアンなど、さまざまな民族的・文化的背景を持つ人々が生活してきた。 <目標> ・日本に住む移民の子どもたちについて、出身国、数、渡日背景、移民世代(移民1世、2世・・)などの基本的な情・家庭、学校、地域、労働市場などを切り口に、移民の子どもたちの生活世界に対する理解を深め、基本的な概念や理・学校や地域における多文化共生に向けた教育的取り組みについて学び、多様性と平等、公正の観点から論じることが・本ゼミに関連するテーマについて文献購読やフィールドワークを通じて調べ、グループ内で意見交換を行い、授業で・本ゼミで取り扱ったテーマの中から一つ選び、移民の子どもたちの教育をめぐる現状と課題について個人レポートで報を説明できる。 論を説明できる。 できる。 学んだ知識と結びつけてグループ発表を行う。 論じる。 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 額賀美紗子・芝野淳一・三浦綾希子編 出版社 ISBN その他 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2019/9/25 5限/5th Period KOMCEE WEST K303 全学自由研究ゼミナール 51470 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 『移民から教育を考える―子どもたちをとりまくグローバル時代の課題―』 ナカニシヤ出版 978-4-7795-1369-5 2019年8月刊行予定 2 K303 時間割コード 開講 講義題目 多文化社会と教育―移民の子どもたちをめぐる現状と課題の理解 担当教員 高橋 史子 教養教育高度化機構 水 5 所属 曜限 単位 教室 対象
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