1年 文科 理科 2年 文科 理科 質量分析は,同位体を検出する最も強力なツールとして,自然科学の様々な分野で基礎的な分析手法として活躍している.近年では,有機化合物や高分子にも応用され,生命科学や医薬学の分野でも欠かすことのできない分析手法となっている.さらには,現在も新しい概念・新しい技術の導入による新しい形の質量分析の開発が進んでいる.本コースでは,質量分析技術の技術的基礎をしっかり学び,加速器質量分析,レーザー共鳴質量分析,生命科学への応用など,最先端の技術・応用研究を正しく理解する.その上で,実際に現代の最先端質量分析システムを実際に体験する実習を行うことによって,「現代質量分析学」の概念を体得する. 地球上のどのような物質を持って来ても,究極の感度で分析すれば,あらゆる元素・同位体を検出できるだろう.そしてそれらは,その物質がそこに至るまでに経験してきたあらゆる物理・化学的過程を記録しているはずである.私たちは物質中に記録された宇宙・地球・生命の歴史を読み解くことを夢見て,研究開発を進めている.この夢を皆さんと共有するのが本コースの目標である. 出席とレポート 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2019/9/30 5限/5th Period講義を実施する教室 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 Crossing Your Culture-日本社会や他国のマジョリティの特権(権全学自由研究ゼミナール 51376 51304 A 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス ~環境動態解析から生命科学まで~ これまでの多文化理解や国際化などの教育現場では、「他者」であるマイノリティー(弱者)」に焦点を当て、他者の立場について学ぶことが多いが、本科目では、マジョリティー側、「特権・権力を持つ者(社会における強者)」としての自己の立場に焦点を当てることで異文化理解を深めることが目標である。 特権とは「労なく得ることのできる恩恵」と定義され、努力のもとでなく、特権集団(例えば、人種でいえば、日本で日本人として生まれたこと、など)にたまたま生まれたことで自動的に受けることのできる恩恵のことである。「特権を持つ集団」、いわばマジョリティ集団に属する人々は、社会的強者の立場となる。本科目では、心理学の立場理論を通して、この社会における強者としての立場を可能にしている構造や制度について学ぶと共に、特権集団の持つ心理的特徴やアイデンティティ、社会化のプロセスについて紹介する。学生の皆さんが世界に通じる国際性豊かな人間になる上でも、「自分の特権に自覚的である」ことで、他者(ここでは社会的弱者)との信頼関係を得て、他者(弱者)と共により良い社会を築くには何をすれば良いのか、ということについて考察する。 出席状況/ Attendance ( 40 )% リアクションペーパー/ Reaction papers ( 30 )% 授業内での議論への貢献等の平常点/ Class participation ( 30 )% 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance グローバルキャンパス推進本部 2 2 K302 K301 時間割コード 時間割コード 開講 現代質量分析学入門 開講 立場の心理学: 力含む)について考える 講義題目 講義題目 担当教員 所属 松崎 浩之 総合研究博物館 月 5 担当教員 所属 伊藤 圭子 曜限 単位 教室 曜限 単位 教室 対象 対象
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