1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 A 近年、大学だけでなく、大企業やベンチャー企業までもが量子コンピュータ開発を目指した研究を進めている。夢のコンピュータである量子コンピュータを使える世界が近づいてきている.量子コンピュータが扱う量子情報を担う物理系は,分子や原子からなるものから,超伝導体の電気回路からなる人工的な素子まで様々なものが研究されてきた.この講義では,量子コンピュータが扱う量子ビットの基礎を学ぶ。また、授業の中ではIBM Q Experienceが提供する超伝導量子コンピュータ実機を使用可能なクラウドサービスを利用し、量子計算を実際にプログラムし、実行する演習を行う。また、授業の後半ではハードウェアとしての超伝導量子コンピュータの仕組みやその他の量子技術について解説する。 受講者数を20名程度に制限するので、ガイダンス時に線形代数の基礎学力の確認と量子力学への学習意欲に関する調査を行う。その結果、4日以内に、第二回以降の受講対象者の学生証番号を正門横掲示板に発表する。 授業中の発表の内容、学期中のレポートと出席状況をもとに評価する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time 2019/09/25 5限/5th Period 1225教室 総合科目 E(物質・生命) 50218 50700 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 生物物理学 ー実験から理論までー 生物は物質で構成されている。したがって物理学的な立場から生命現象を理解できる。しかしながら、単に化学物質を寄せ集めただけでは生命らしさはあらわれてこない。生物物理学は、生物を分子や細胞に要素還元するとともに、それらが相互作用するシステムとして生物を捉えることで、生命現象の普遍的な理解をめざす学問であるといえる。本講義では、生物を構成する物質の最小単位であるタンパク質などの生体高分子から、それらの集合体である超分子や細胞までの各階層において生命らしさが創発する仕組みと、生命の可塑性と頑健性についての数理的な理解の方法を学ぶ。 いま、生命科学研究の最前線では生命科学と物質科学の境目があいまいとなってきている。つまり、生物を物質として捉え、物理学的な観点から見直すことで、生命現象を自然現象の一部として統一的に理解しようとする試みが盛んに行われている。さらに、物理学の立場から生物を俯瞰すると、生物は未解明の新領域でもあり、新たな物理学を開拓できる可能性を秘めている。 このように、従来とは異なる観点で生物学を捉え直すことに興味がある学生や、物理学の立場から見た生命像に興味のある学生には、本講義の受講を勧める。大学の生命科学が未履修であっても構わない。 平常点及び小テスト 場合によってレポートを課す場合もある。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 特に行わない。/Will not conduct guidance 量子技術と量子コンピュータ(アドバンスト理科) 【※ガイダンスは通常利用教室と異なる教室で行うため、注意すること】 1212 E38 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 生物物理学 開講 授業科目名 先進科学Ⅰα 担当教員 澤井 哲 担当教員 野口 篤史 所属 統合自然科学科 所属 先進科学 曜限 教室 曜限 教室 対象 対象
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