2019Aシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 A 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 A 総合科目 A(思想・芸術) 50206 50958 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 西洋近現代絵画の見方 19世紀、20世紀の西洋絵画の見方、考え方を学ぶ。Sセメスターの美術論「西洋伝統絵画の見方」で扱った絵画の体系が崩壊して、新しい近代のパラダイムに移行する時代が対象となる。19世紀のロマン主義にはじまり、印象派、ポスト印象派、20世紀の抽象絵画、ポップ・アートなど、現在にまでいたる歴史をたどっていくが、単純に時代順に語るのではなく、主題や造形様式や受容に関わるいくつかの重要な問題を設定して論じていく。広い意味における視覚芸術の機能、芸術と社会の関係、芸術家の意義や在り方等々、価値観が揺らぐ時代の美術を考えるためのテーマは少なくない。講義はスライドを使って、作品を具体的に分析しつつ行う。 レポート提出 次の教科書を使用する。/Will use the following textbook 書名 著者(訳者) 三浦篤 出版社 ISBN 特に行わない。/Will not conduct guidance 市場社会論としての経済思想 現代の経済学では、市場は、資源を最も効率的に配分する機構として、洗練されたモデルで分析される。しかし、すべてを貨幣で評価する市場が、社会編成の中心原理になることについての思想的反省が行われることは少ない。歴史的には社会的義務が、貨幣の支払い義務に徐々に置き換えられる(例:租税の金納化)中で、全国的市場が成立し、貨幣を介した関係が中心となる市場社会が誕生した。貨幣化は社会関係を流動化、個人化することで、資源配分の効率を高めるが、同時に、その強力な遠心力は、社会関係への解体圧力として作用する。このような機構が、われわれの社会の中でどのように位置づけられるのか、またどのように位置づけるべきなのか。経済学の歴史を振り返ると、このような問いが通奏低音となっていることに気づく。本講義では、市場と社会の緊張関係について論じた過去の重要な経済思想家たちの議論を概説することで、市場社会論の多様な視点を紹介する。 学期末に授業内試験を実施する。討論時間での発言や、リアクションペーパーの提出は平常点として加味する。 教科書は使用しない。/Will not use textbook 第一回授業日に行う。/Will conduct guidance at first time まなざしのレッスン ②西洋近現代絵画 東京大学出版会 978-4-13-083031-7 比較文学比較文化コース 月 5 525 1225 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 比較芸術 開講 授業科目名 経済思想史 担当教員 三浦 篤 担当教員 寺川 隆一郎 経済・統計 所属 曜限 教室 所属 曜限 教室 対象 対象

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