2019Sシラバス
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水3 2階) 水3 水3 31476 授業の目標・概要 初年次ゼミナール理科 31461 31475 授業の目標・概要 本ゼミでは、調査研究やグループ討論、プレゼン、相互批評などを通して、一つのテーマについて、自分自身で調査のやり方や方向性を決め、能動的に情報を集め、体系化して論文にまとめあげるという体験をする。テーマとしては、物理学(とその周辺分野)における歴史的な発見や発明、あるいは将来大きな影響力を持つと考えられる物理学に関するトピックスを一つ選び、その内容を調べるだけでなく、それがその後どう展開され、現代社会や未来社会にどう繋がっているのか、われわれの認識や考え方、生活のしかたをどう変えた(る)のか、などを深堀する。テーマの設定や調査研究の進め方などは、グループディスカッションを通して自立的に設定する。最終的には、各個人のそれぞれのテーマに関して論文形式のレポートにまとめる。その作業過程で、プレゼンテーションや相互批評(ピアレビュー)などを行い、コミュニケーションスキルを高めるとともに最終レポートのブラッシュアップに役立てる。 議論のとっかかりとして、最初に、すべてのノーベル物理学賞と関連するノーベル賞の一覧表を提供するが、それにとらわれず、自由にテーマを選んでよい。また、発明や発見の内容を学術的に正確に記述することにとらわれず、その発明や発見の意義を広く理解してもらえる表現や議論を重視して進める。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 有機化学・分析化学におけるブレークスルーとなる発見や成果をもたらした研究に関して、その背景と基礎知識を講義や文献読解により学ぶとともに、世界最先端の研究現場やその舞台裏に触れる。研究の基礎となる理論や手法を身につけた上で、それを基に研究がどのように展開され応用技術や新しい概念に結びついたのかを順を追って学ぶ。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 応用化学、有機化学、分析化学 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード ゼミ形式、物理学、ノーベル賞、科学史、科学と社会 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生物学/分子生物学、生物学/生物情報科学、生命現象のしくみ、蛍光蛋白質(GFP) 教科書 ガイダンス 2008年のノーベル化学賞の対象となったのは下村脩博士らによる緑色蛍光蛋白質(GFP)の発見とその応用であった。緑色蛍光蛋白質は生物学や医学の研究を塗り替え、いろいろな生命現象を目の当たりに見ることができるようになった。本ゼミナールでは緑色蛍光蛋白質がどう見つかりどう使われているか、実際の観察を交えながら学習し、今後どういう可能性があるかについて各グループで調べながら考察する。さらに、生命現象を支える分子についての理解をふまえ、ゲノミクス、バイオインフォマティクス、システム生物学などそれらの全体像を捉える生物情報科学分野の近年の進展とその社会との接点(合成生物学、個人ゲノム解析、遺伝子検査など)に関して考察する 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 (有機化学・分析化学編) 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 94 KALS(17号館K402 E35教室 時間割コード 曜限 化学のブレークスルーに学ぶ(2) 世の中を変えた物理、変える物理 生命を分子・情報から読み解く 講義題目 担当教員 澤田 知久 長谷川 修司 飯野 雄一 工学部 理学部 理学部 所属 教室

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