2019Sシラバス
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金1 金1 金1 初年次ゼミナール理科 31424 31449 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見解決・データ解析型、生物学/心理学、ブレインマシンインターフェース、モバイル脳機能計測、ニューロリ教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 【授業の概要と目的】 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ:論文読解型、学術分野:医学/微生物学、新興・再興感染症、細菌、ウイルス、寄生虫 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 本授業は、フィールド体験型ゼミナールとして、駒場キャンパス及びその周辺や東京の街を歩き、その空間の特徴を把握しながら魅力と課題を発見し、それらを表現する力を養うことを目的としています。授業では、まず、1つの小さな街とも言える駒場キャンパス及びその周辺をフィールドに、現地踏査と情報収集(写真撮影、寸法測定、観察等)、収集した情報に基づく空間の特徴の把握、魅力や課題に関する討議と整理、整理した内容の表現・発表(大判ポスター)といった一連の作業を7名程度の少人数グループで行います。次に、個人で、東京の街を歩き、魅力的な街を3ヶ所選び、その魅力について発表を行います。そして、小人数グループで「東京の魅力的な街マップ」を作成します。 出席点、平常点(授業における貢献度)、個人課題・グループ作業の成果物 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード キャンパス、街、資料収集・分析、現地踏査、発表、グループ作業 教科書 ガイダンス 1950~1980年ころ、抗菌薬(抗生物質)の開発やワクチン(予防接種)の普及など医学・生命科学の急速な進歩によって、あたかも感染症は制圧される寸前であるかのように見えました。ところが現実には、1980年以降今日に至るまで、感染症の逆襲とも言える状況が続いています。この間、AIDSや新型インフルエンザ、病原性大腸菌O-157に代表される新興・再興感染症、ブドウ球菌、緑膿菌やマラリアの薬剤耐性など新たな問題が生じ、2019年現在も世界と日本で大きな問題を起こし続けています。 本ゼミナールでは感染症をテーマとして、「何が問題なのか?」、「克服に向けて医療、保健分野でどのような取り組みがなされているか?」を学生が主体的に調べ、学び、まとめ、発表します。 【授業の目標】 ・感染症に関する日本の問題、世界の問題、それらに対する取り組みの一端に触れる。 ・医学・生命科学分野におけるWeb・文献検索、科学的思考、ディスカッション、プレゼンテーションの初歩を体得する。 ・研究には基礎医学、臨床医学、社会医学など多様な分野があることを理解する。 ・学術論文には総説と原著があること、それらの構造と読み方について理解する。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 フューチャー・オブ・マインド:心の未来を科学する NHK出版 978-4140816660 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 84 K302 K303 114教室 時間割コード 31410 授業の目標・概要 脳機能や身体運動のイメージング技術の普及と、得られたデータの機械学習の組み合わせにより、頭で想像することにより機器を操作したり、思考をデータ化して他者に送り、仮想現実を体験させたりといったSFのような技術の基礎は既にできており、今後の急速な発展が見込まれている。これらは工学的応用の側面だが、そうしたアイディアのもととなる基礎的知見は、心理学や行動学による身近な事象の観察と、それに疑問を持ちメカニズムを解明しようとする営みにより積み上げられてきた。 本授業の前半では、ミチオ・カク著「フューチャー・オブ・マインド:心の未来を科学する」をグループに分かれて読み、その近未来的なビジョンを楽しんでもらうとともに、これまでの神経科学や心理学の知見について、適宜原著論文にあたって理解することを目的とする。そして、SF的な技術を実現するために現在どこまで技術が進んでいるか、ボトルネックはどこにあるのか考察する。 後半では、ウェアラブル脳波計など簡易的なデバイスを用い、量販される機器でどれだけのことができるか体験し、可能性を検討する。得られたデータを利用して動作する作品を作る、もしくは技術を利用した基礎研究や応用研究の計画を立案する、ことをゴールとする。 現在の知見や技術をもとに、いかに奔放に想像力を羽ばたかせられるかを評価する。 ハビリテーション 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) ミチオ・カク 出版社 ISBN 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 曜限 フューチャー・オブ・マインド 感染症の克服に向けて:日本と世界で東京の街を歩き、その空間について 講義題目 の取り組み 考える 担当教員 坂口 菊恵 水口 雅 廣井 悠 教養教育高度化機構 医学部 工学部 所属 教室

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