2019Sシラバス
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火3 火3 火3 火3 (無機化学・物理化学編) 初年次ゼミナール理科 31441 授業の目標・概要 物理学では、様々な現象の中に法則性を見いだして、それを数学的に記述します。また、その数学から予想される現象は、実験的に確かめられます。こうした過程の中で、それまで思いもしなかった応用が見つかることがあります。例えば、量子力学の応用としての量子コンピュータなどです。 この授業では、基礎となる数学を学び、物理の記述にどう生かされるのかを調べ、受講者同士の議論を通して理解を深めます。文献の検索、発表資料の作成、科学的な内容でのコミュニケーションの経験を積みます。最終的には、4名程度のグループに分かれて、興味のあるテーマを自ら設定し、他の受講者の前で発表してもらいます。物理に関連していれば基本的にどんなテーマでもよいので、面白い発表を期待しています。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31442 授業の目標・概要 暗号技術は,現在,幅広く使われており,すでになくてはならない技術となっています.その一方で,暗号技術は,常に,攻撃にさらされる環境にあり,強い暗号が必要となります.強い暗号とは,様々な角度から安全性を検証されて(安全性解析),事実上攻撃手段がない暗号や,安全であることが理論的に証明された(安全性証明)暗号を指します. この授業では特に,現実の世の中で用いられている暗号,もしくは,将来用いられると期待される暗号に対して,その安全性証明と安全性解析について体験します.本授業の冒頭に暗号理論の基礎を学んだ後,グループに分かれてより具体的な課題を選択して関連する英語文献を読み,暗号の安全性証明証明手法や安全性解析手法について基礎的な能力の習得を目指します.その後,文献調査,学生間の討論を通して,暗号方式の改善や安全性解析の改良を試み,最終的にグループ毎に研究成果の発表をします. ・研究課題における目的や問題点を認識し,その解決のための手段を考える. ・自分の考えをわかりやすく他人に伝え,情報共有することで新たなアイデアや知見を得るためのコミュニケーション能力を身につける. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31443 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、工学/知能機械・ロボティクス、グループワーク、ものづくり、知的情報処理 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、物理学/量子力学、相互学習、サイエンスコミュニケーション、グループワーク 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 論文講読+問題発見解決型、数理工学/暗号理論、安全性証明、安全性解析、アルゴリズム 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 化学のブレークスルーに学ぶ(1) (無機化学・物理化学編) では、工学部応用化学科で現在 精力的に研究が行われている無機化学・物理化学系の世界最先端のトピックをとりあげ、その研究がもたらした各分野のブレークスルーを学びます。本講義では、無機化学・物理化学をベースにした材料開発について、基本原理から実際の研究の様子、応用展開に至るまでを論文輪読、文献調査およびそれらに携わった研究者達の話の中でより身近に感じ、学ぶことができます。主に、触媒、電池、燃料電池、蛋白質などを題材にして、これらの研究がどのように生まれ、どのようなブレークスルーがあったか、また、これらの研究やその応用展開が現在どのように社会の役に立っているのかを、ゼミナール形式の授業で、分かりやすく学ぶことができます。また、実際の研究現場を見学することで、最先端の研究がどのように生まれるか、どのように行われているかを体験していただけます。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 応用化学、無機化学、物理化学 教科書 ガイダンス 76 K401 E38教室 K301 K303 時間割コード 31440 授業の目標・概要 ロボットは、人間・機械・情報を結ぶ知的なシステムです。ロボットは、コンピュータ単体とは違って、自ら移動したり、ものを動かしたりすることができます。生物の仕組み、特に脳神経系の働きは、知的なロボットを作るヒントになります。一方、人間以上の速度やパワー、インターネット上の知識の利用など、生物を超え得る潜在力を持っています。 この授業では、知能ロボットを構成する基本要素や、知的な振る舞いの作り方を学ぶため、最新版のLEGO Mindstormsを利用して実際にロボットを作ってもらいます。ただし、LEGOはあくまで入門の道具であって、授業の中では、最新のロボット研究の成果にも触れてもらい、知能とはなにか、現代社会で必要とされるロボット・システムとは何かを、議論してもらいます。また、グループワークを通じた、工学的な思考方法の習得や、問題解決のアイディアをわかりやすく伝える技術の学習も狙いです。 授業の目標: ・ ロボットや知能といった未定義で学際的なことがらに対して、グループ討論や能動的な調査に基づいて客観的に論じることができるようになる ・ 工学の観点から問題を発見し、実際の製作を通じてそれを解決するプロセスを身につける ・ 自分の考えを整理し、適切に他人と分担して、複雑なシステムであっても、順序立てて簡潔に説明できる能力を身につける 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 曜限 暗号理論・情報セキュリティ入門 化学のブレークスルーに学ぶ(1) 講義題目 知能ロボット入門 物理のための数学ゼミ 担当教員 新山 龍馬 吉川 純一 高木 剛 齊藤 圭亮 工学部 工学部 工学部 工学部 教室 所属

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