2019Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 グループ3 1年 理一(7-8,11,13,15,17)理二三(9-10,14,19) 31413 31415 授業の目標・概要 生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの新奇な企画提案を行う。 成績評価方法 授業のキーワード 化学、原子・分子、構造、分光学、スペクトル 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード プロジェクト提案/企画提案、バイオインスパイアド、バイオミメティック 教科書 ガイダンス 水分子が、1個の酸素原子と2個の水素原子からなり、折れ曲がった二等辺三角形のかたちをとることはよく知られています。このように非常に小さな分子の構造はどのようにして決定されたのでしょうか。本初年次ゼミでは,この疑問から出発し,分子の形がどうすればわかるのかを調べ、なぜわかるのかを考えてもらいます。具体的にどのような測定データにもとづき分子の構造が決まるのかを、様々な文献やデータベースにもとづいて調べます。そのあと、それぞれ1個の元素を選び、その元素のもつ特徴を明らかにしながら、どういう物質を構成しうるのかを考えます。授業の進行は,4,5人のグループで行い,グループ毎にテーマを設定してもらいます。グループ中で様々なアイデアを出してもらい,また議論してもらい,最終的にグループ毎にまとめた結果を発表してもらいます。 (授業の目標) 1.分子のかたちはそうすればわかるかという素朴な問いから,この疑問を解き明かすというアカデミック体験をしてもらいます。 2. グループごとに1つの元素を選択し、その元素からどのような物質ができそうかを考えます。 3.問題を解決するにあたって,グループワークをしてもらい,お互い疑問点を出し,議論し,分からない部分は教え合いコミュニケーション能力を身につけます。 4.最終的に自ら設定した課題について,その結果を発表してもらい,プレゼンテーションの能力を身につけます。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価する。 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 そのために, (1)生物の優れた機能を解明した研究,またはバイオミメティック・バイオインスパイアドというキーワードに基づいて行われたモノづくり研究の過去の例を学ぶ(文献検索と読解,発表を通じた情報共有)。 (2)小グループに分かれて,(1)で得られた情報などを参考に議論し,柔軟な発想で,生物の優れた仕組みに着想を得たモノづくりの企画を考える(課題解決のためのグループワーク)。 これらを通じて, ・コミュニケーション能力を伸ばす。 ・プロジェクトを推進する時に,何が分かっていて,何が分かっていないのか,何が問題で,どうやったら解決できるのか,自分の頭で考える能力を身につける。 ・試行錯誤やプロジェクト推進の難しさと,計画性の重要性などを学ぶ。 ・自分の考えを,分かりやすく他人に伝え,情報を共有することで,新たなアイディアや知見を得るためのコミュニケーション能力の基礎を身につける。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 impact (英語) 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 75 HOLMES MARK JAMES K501 E25教室 グループ3 1年 理一(7-8,11,13,15,17)理二三(9-10,14,19) 講義題目 時間割コード 31399 授業の目標・概要 (授業の概要) 曜限 火3 分子の形を知り、物質をデザインする Quantum technologies and their future 火3 火3 バイオミメティック・エンジニアリング 担当教員 真船 文隆 池内 与志穂 生産技術研究所 生産技術研究所 所属 教室 化学 シラバス参照 授業の目標・概要 The overall aim of this course is not to gain a knowledge of quantum technologies per se, but to gain a knowledge of the scientific transferable skills required in a modern international research environment: Communication skills, scientific writing skills, group work skills, presentation skills. The course will proceed via the timeline of preparing for a “conference” that will be held in the final weeks, to which the students will submit their work, and give presentations. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 Problem finding、Quantum technology、English、Communication、Writing、Presentation 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。

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