2019Sシラバス
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木2 木2 初年次ゼミナール理科 31480 31481 授業の目標・概要 高度環境制御型植物生産施設の一形態である人工光型植物工場および関連する植物環境制御技術の概要を理解し、それらの概略を説明できるようになります。また、人工光型植物工場の現状、問題点、今後の発展、および限界について客観的な意見を述べることができるようになります。 人工光を用いた植物栽培における光照射法に関する論文を題材として読み、学術論文の基本構成、必要記載内容等の基礎的事項を理解します。また、その論文で取り上げている内容を理解することにより、植物の純光合成速度に及ぼす光環境の影響に関する基礎的事項を説明できるようになります。さらに、新しい研究テーマを提案するには、過去の関連研究の内容を慎重に読み込み正確に理解する必要のあることを認識するようになります。 なお、本ゼミでは、プレゼンテーションソフトウェアを用いて効果的な科学技術発表ができるようになることも目標としています。 発表(とくにプレゼンテーションソフトウェアを用いた発表)、レポート、および出欠を含む授業に取り組む態度・積極性を総合的に評価します。第3回以降に4回以上の欠席(15分以上の遅刻は欠席扱い、2回の遅刻で1回の欠席扱い)、または個人・グループの発表にかかわらず発表時に2回以上の欠席で不可となります。 授業中に指示をする。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 授業の目標・概要 概要 成績評価方法 授業のキーワード 文献検索、グループワーク、農林業、土壌学、植物生理学、環境科学 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード アクティブラーニング、農学/農業環境工学、植物工場、人工光植物栽培、LED、パルス光 教科書 ガイダンス 2011年の福島第一原子力発電所事故により放出され福島県西部を中心に広く降下沈着した放射性物質は,8年経った現在でも様々な農林産物の生産・流通を妨げ,当該地域の農業復興を妨げる大きな要因となっています。 本ゼミナールでは,この問題に関わる学術論文や報告書を収集・整理し,現在までに至る放射能汚染の状況変化と農林業への影響について学びます.さらに,土壌(農地)と林産物での放射性物質の挙動に関する科学的基礎知識を習得した上で,本問題の重要性と,社会経済,政策制度との関わりも含めて今後求められる放射能汚染対策について考えを進めていきます.本ゼミナールを通して,自然科学研究の思考や方法論についても理解してもらいます。 事故以降,汚染地域での調査と放射性物質に関する研究室内での実験に携わってきた農学生命科学研究科の教員2人と大学院生が授業を担当します。 目標 ・解決すべき問題に対して主体的に情報を収取し自ら課題を設定する力を身に着ける. ・グループによる課題設定,進捗状況の共有,プレゼンテーションの実施,質疑応答といった共同作業のスキル,またグループワークにおける主体的な関わり方を身に付ける. ・自然科学の研究技法を通じた論理的思考法・批判的思考法、建設的な議論の組み立て方を身に付ける. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 74 K303 K201 時間割コード 曜限 福島の放射能汚染を考える 人工光型植物工場を考える 講義題目 -農学的視点から- 担当教員 益守 眞也 富士原 和宏 農学部 農学部 所属 教室

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