2019Sシラバス
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木2 木2 授業の目標・概要 木2 木2 初年次ゼミナール理科 31438 31439 31466 授業の目標・概要 従来型の情報処理や情報通信の限界を超えるブレークスルーの候補として、量子コンピュータや量子暗号、量子テレポーテーションなどの量子情報技術が最近注目を集めている。これらの量子情報技術は、量子エンタングルメントや量子測定など、日常の直感に反する量子力学の特性を情報処理や情報通信に利用したものであり、量子情報技術を「正しく」理解するためには、情報処理の観点を取り入れた量子力学の正しい理解が必要である。しかし、量子力学は一般にはなじみの薄い概念であり、報道などにおいても不適切な解説をたびたび見かける。本講義では、量子情報技術を「正しく」理解し、量子力学を習ったことのない人々にもわかりやすく正しく説明できるようになることを目標とする。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 31467 授業の目標・概要 橋梁と風力発電設備を例として、社会インフラシステムの計画と維持管理について、学習する。 成績評価方法 授業のキーワード 問題解決型、橋梁工学、風力発電工学、橋梁モニタリング・維持管理、風力発電賦存量・コスト評価 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、工学/都市工学・環境工学、環境問題、低炭素社会 教科書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ(講義・演習・調査・発表)、物理学、量子力学、量子情報技術、量子計算、量子情報 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 (授業の概要と目的) 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、生物学/環境生理学、環境適応、多様性、宇宙 教科書 ガイダンス 2020年に開催される東京オリンピックでは、前回のロンドン大会に引き続き、会場整備や運営において、環境問題や持続可能社会への配慮が特に重視されている。五輪期間中には、延べ1000万人にも及ぶ来場者が想定されており、短期間に東京圏が受ける環境ストレスを緩和する方策も求められている。本授業では、東京オリンピック2020を題材として、環境問題や持続可能社会に関する知見を収集し、課題に対する対策を立案することを目的とする。具体的なトピックとしては、大会メダルの原料として着目されている都市鉱山、トライアスロン会場となるお台場海域における雨天時水質汚濁、大会インフラ整備における気候変動・生物多様性への対応(2020年は温室効果ガスの削減目標年であるとともに、生物多様性に係る愛知目標の目標年)、オリンピックとESG投資・持続可能な調達との関係などが挙げられる。また、前回1964年東京オリンピックから現在に至る東京の環境の推移についても理解を深める。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 橋梁は,国土/都市計画等から構造形式,コスト,環境影響,維持管理まで多様な観点から計画・架設され長期間にわたり供用される.多面的な検討に基づく橋梁の計画と維持管理を疑似体験し,考える. 風力発電は再生可能エネルギーの中で最も注目されており、現在多くの計画が進められている。実際の計画において不可欠となる賦存量とコストの算定について、現実的なプロジェクトの計画を体験することにより学習する。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 プリントを配布する。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 地球上には様々な生物が生息しており、それぞれの生物が独自の生存戦略を持って環境に適応している。生物が秘めるこうした多様な環境適応能力は、将来に渡って地球規模で危惧されている温暖化や砂漠化と言った環境変化や、宇宙などの新規環境への生命進出に資することが期待される。 本ゼミナールでは、生物の持つ環境適応能力・生存戦略に着目し、各グループごとにテーマを定め、生命の適応する環境にはどのようなものがあるのか、どのような生物が生息しているのか、適応する上での問題点は何か、それをどのように克服したらよいか/克服している例があるのか、生命の持つ制約は何か、等について文献調査、グループワークによる討議を経て、プレゼンテーションする。 最後は、上記の活動結果を踏まえ、温暖化や砂漠化に対する対抗策や宇宙等への進出に向けた提案を議論する。 (授業の目標) ・自ら調べ、考え、発表するスタイルを身につける。 ・情報収集・分析、資料作成、プレゼンテーションの基礎を身につける。 ・グループワークでの討議を通じて、他者と共同で問題を解決できるようになる 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 教科書は使用しない。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 73 K301 K302 E25教室 516教室 時間割コード 曜限 社会インフラ構造物の計画と維持管理~橋梁と風力発電設備を例に 東京オリンピック2020から考える 量子情報技術を「正しく」理解する 生物はどこまで環境に適応できるか 講義題目 環境問題と持続可能社会 を考える 担当教員 山口 敦 片山 浩之 村尾 美緒 國枝 武和 工学部 工学部 理学部 理学部 所属 教室

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