2019Sシラバス
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初年次ゼミナール理科 グループ2 1年 理一(9,12,14,20,39)理二三(6,8,15,20) 31408 31416 成績評価方法 授業のキーワード 問題発見・解決型、有機化学、有機化合物、構造決定、NMRスペクトル解析、生合成 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 受講生が自らの興味で以下のような内容に主体的に取り組み、発表していく形式を取ります。 成績評価方法 授業のキーワード 「問題発見・挑戦型」、宇宙物理学・天文学、力学、電磁気学、流体力学 教科書 ガイダンス 授業の目標・概要 古代ギリシャの哲学者たちが 「万物の根源・原初的要素は何者か?」と問い,「土・水・空気・火」と答えた数千年前から,素粒子物理学は人類共通の興味の対象であり続けている.その深遠な問いに対する答えをみつけるために,研究者たちは実験的に検証をするための道具(加速器,検出器,計算機)の性能を向上させ続け,実験的データとして記録・解析し,新しい人類共通の知として成果をまとめ,再解釈してきた. この繰り返しにより,特に過去40年間,素粒子物理学の研究は急速な進歩を遂げ,素粒子の相互作用についての理解,初期宇宙に関する知見(科学的な推論を含む)を得てきた.「ヒッグス粒子の発見」は,2012年夏に成し遂げられた歴史的なイベントで,翌年,ノーベル賞が授与された.これをきっかけに,素粒子物理学は次の大きな問いに挑戦するスタートラインに立ったところである. これまでの素粒子物理学が理解してきた世界,そこで使われる道具の原理,今後 どのような問いがあって どのようなアプローチをかけていくのか? 授業中のやりとりを通じて,これらの事を理解し,また,それらのことが 意外と少数の基本原理から理解できることを実感できる様にしたいと思う. 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 期宇宙の疑問、(3) 素粒子物理実験の原理 授業中に指示をする。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 成績評価方法 授業のキーワード 授業のタイプ(「対話型」)、学術分野(物理/素粒子物理)、(1) 科学的で論理的な問い 推測 検証、(2) 素粒子物理・初教科書 ガイダンス 1.最先端の論文を読む。 2.新たな問題を設定する。 3.可能であれば解いてみる。必要に応じて数値計算を行う。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 科学の技法:アクティブラーニングで学ぶ初年次ゼミナール理科 東京大学出版会 69 K302 515教室 E39教室 グループ名2 1年 理一(9,12,14,20,39)理二三(6,8,15,20) 講義題目 挑戦してみる。 時間割コード 31398 授業の目標・概要 有機化合物の構造決定は、有機化学の最も重要ななスキルの一つです。本ゼミナールでは、有機化合物の構造決定を題材として、研究に必要な論理的思考を養ってもらいます。自然界には多種多様な有機化合物が存在する。微生物や植物がつくり出す二次代謝物は、染料、香料、スパイス、薬に使われる。また、われわれ人類も他の生物と同様、多種多様な有機化合物の生合成と代謝を行って生命を維持している。網羅的な解析が行われるようになると、膨大な未知化合物の存在が明らかになってきており、未知化合物の構造を決めるというのは、有機化学のみならず生命科学研究においても重要なスキルです。 有機化合物の構造決定はNMRを主とするスペクトル解析により行います。推定構造を設定し、全てのスペクトル情報で矛盾がないか検証し、一義的に構造を導き出す過程は、研究推進能力を養うのに最適な教材と言えます。この授業では、序盤にNMRスペクトルの読み方の基礎を学び、また、演習を通して自ら化合物の構造を決められる力を養います。終盤ではグループごとに異なる天然有機化合物の生データを読み解き構造を導き出します。しかし、与えたスペクトルだけで決定できるとは限りませんので、どのような情報があれば構造が決められるかなども考えて頂きます。プレゼンテーションでは、構造をどのように導き出したか論理的に説明する能力とディスカッション能力を養って頂きます。 また、グループワークでは、NMRスペクトル解析に取って代わる汎用性の高い構造決定法についてアイデアを出して頂き、発表してもらうことも予定しています。有機化合物の構造は決められるという感覚と分子を構造レベルで考える習慣は、様々な研究分野で役立つと期待しています。 初年次ゼミナール理科の評価方法によって評価します。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養教育高度化機構初年次教育部門・増田建・坂口菊恵編 出版社 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 曜限 宇宙物理学・天文学の(最先端)研究にヒッグス粒子のみつけかた 火1 天然有機化合物の構造と機能を考える 火1 火1 担当教員 浅井 禎吾 鈴木 建 石野 雅也 宇宙地球 素粒子物理国際 研究センター 教室 所属 化学

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