2019Sシラバス
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金4 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 文化人類学は、人間の具体的な生き方を通じて、「人間とはなにか」を問う学問である。そのためにフィールドに赴き、人間の諸活動(言語、宗教、政治、経済、芸術、法、開発、医療、教育など)に関するデータを収集・分析する。 この授業では、こうした文化人類学的な関心および方法論を踏まえ、各自で設定したテーマについて文献調査・フィールド調査を実施し、それを論文としてまとめる訓練を行う。具体的には、個人で行う発表のほか、グループディスカッションや、ディベートの機会を設ける。こうした実践練習を通じて、①自らの主張を論理的な構造に基づいて発表する、②他者の発表を的確に批評する、③自らの主張の正当性を説得的に主張するといった技術を養うことを目的としている。なお、授業形態は「フィールド型」であるが、フィールド調査は必須ではない。逆に、フィールド調査を実施する場合でも、関連する文献調査は必須とする。 【学術分野】文化人類学 【授業形態】フィールド型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 初年次ゼミナール文科 成績評価方法 授業のキーワード 討論、レポート作成、フィールド、発表技術 教科書 参考書 ガイダンス 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 62 K501 時間割コード 31737 授業の目標・概要 【共通目標】 曜限 講義題目 文化人類学入門 担当教員 藏本 龍介 所属 東洋文化研究所 教室

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