2019Sシラバス
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初年次ゼミナール文科 グループ6 1年 文一二(9,18,20,23)文三(6,17,19) 31701 成績評価方法 授業のキーワード 世界史、史料、イスラーム、ヨーロッパ、アジア 教科書 参考書 ガイダンス 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード 北一輝 天皇 社会主義 憲法 教科書 参考書 ガイダンス 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 歴史学における重要な作業の一つは、史料を正確に読解・分析し、それに基づいて論じることです。この授業では、歴史学研究で用いられる史料がどのようなものかを実際に体感し、それをどのような手法で扱い、分析していくのかについて学びます。具体的には、高校の世界史に登場する史料の中でも特に著名なもの(例えば『名著で読む世界史120』に収録されている書物)の中から各自興味のある史料を選び、その日本語訳を一定の分量、通読します。そして、関連研究の成果を参照しながら、史料の性格について考察した上で、その史料を通じてどのような歴史が書けそうか、について考えます。さらに、その成果について報告・討論を行い、小論文を作成する作業を通じて、自分の考えを論理的に発信する能力を向上させることを目指します。 【学術分野】歴史学 【授業形態】ディシプリン型 文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 書名 著者(訳者) 池田嘉郎・上野愼也・村上衛・森本一夫(編) 出版社 ISBN 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 多くの皆さんはまだ自分で問うには早い段階にあるので、まず何かを読んで理解するとはどういうことかを知っていただきたい。基本的な知識や姿勢が整わないうちに、勝手に見様見真似で問題を立てると、解きやすいものを解きやすい方法で解いて、なるべく他人を傷つけないような無難な結論に陥ることが多い。そうした癖が身に着く前に、自分の限界が試されるような文献に取り組む経験をしておくことは、どういう進路を選ぶにせよ、有益である。そのために、十分な注釈や研究の積み重ねがなく、しかしある時代の若者が力の限りを尽くして書いた文献を材料として準備した。 【学術分野】法・政治 社会・社会思想史 歴史学 哲学・科学史 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。議論には積極的に参加してほしい。 次の教科書を使用する。 北一輝思想集成(2005年刊行のもの。増補版でない方を用いる) 書名 著者(訳者) 北一輝 書肆心水 出版社 コピーやPDFを用意するので個人で入手する必要はないが、古本などで入手してもよい。 その他 次の参考書を使用する。 書名 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 『名著で読む世界史120』 山川出版社 9784634640634 58 120教室 517教室 グループ6 1年 文一二(9,18,20,23)文三(6,17,19) 講義題目 名著で読む世界史 を読み、考え、議論し、書く。 時間割コード 31700 授業の目標・概要 【共通目標】 曜限 北輝次郎『国体論及び純正社会主義』(1906年)水3 水3 担当教員 大塚 修 岡本 拓司 所属 歴史学 哲学・科学史 教室

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