2019Sシラバス
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金3 国籍とシティズンシップから移民社会を考える 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 グローバル化が進むなか、世界各地で移民・難民排斥運動、外国人嫌いの風潮が高まり、極右政党が台頭しつつある。もはや我々の社会を考える際に、移民の存在を無視することは出来ない。 移民と受け入れ社会での関係構築は古く、そして新しい問題である。その歴史的な連関性を検証することで、現代における我々の移民との共生の可能性を考察することを授業の目標とする。 その際、シティズンシップの基本的な枠組みを理解し、これまでなされた研究を踏まえ、批判する方法を学ぶ中で、自身のテーマと「問い」を見出し、小論文を作成する。 【学術分野】法・政治 国際関係 歴史学 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 授業中に指示をする。 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 初年次ゼミナール文科 成績評価方法 授業のキーワード グローバリゼーション、移民社会、国籍、シティズンシップ、ナショナリズム 教科書 参考書 ガイダンス 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 57 K303 時間割コード 31763 授業の目標・概要 【共通目標】 曜限 講義題目 担当教員 伊東 直美 所属 ドイツ語 教室

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