2019Sシラバス
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本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 功利主義について日本では、弱者切り捨ての思想であるという見方に代表されるように、多くの誤解に満ちた言説にあふれている。かたや、分析哲学・倫理学において功利主義は影響力があるのみならず、依然として有力視されている立場である。その理由は、功利主義がもつ論理一貫性と循環論法に陥りにくい道徳・正義構想としての説得性にある。本演習では、アカデミックな作法を学ぶ観点から、論理一貫性と説得性の両面をあわせもつ功利主義について、その基本的文献の購読を通じて学習する。 【学術分野】社会・社会思想史 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 国際法及び国内法を対象として,文献読解及びグループによる調査と報告を通じて,大学における法の学び方を実践的に身に付けることを目的とする。具体的には,教科書と論文の違い,論文/判決の読み方と要約の方法,調査・研究報告の進め方などが授業において扱われる。扱う文献は,国際法の解釈論の論文を中心とするが,他の国内法分野のものも受講生の興味に応じて対象となり得る。調査・研究報告は,国際法・憲法・民法などの法分野につきグループを形成し,『○○法の論点』シリーズや『判例百選』等に基づき,受講生が自らの関心に応じて任意の論点を取り上げて行うものとする。その上で,小論文を各個人が執筆する。 【学術分野】法・政治 【授業形態】ディシプリン型、文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 授業中に指示をする。 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 初年次ゼミナール文科 31716 木2 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード 功利主義、論理一貫性、分析哲学・倫理学、政治哲学 教科書 参考書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 法学、国際法、憲法、民法 教科書 参考書 ガイダンス 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 41 119教室 120教室 時間割コード 31715 木2 授業の目標・概要 【共通目標】 曜限 講義題目 功利主義を考える 法の学び方を学ぶ 担当教員 井上 彰 社会・社会思想史 若狭 彰室 所属 法・政治 教室

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