2019Sシラバス
41/384

火1 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 ヨーロッパ中世の恋愛文学として名高いアベラールとエロイーズの書簡集から,アベラールの半生を綴った自伝的書簡を取り上げ,様々な方法で読み解くことを試みる.一つの著作を複数の観点と異なる方法で読む実験をしてみたい.また、同書簡集の真偽を論じる幾つかの論文(英文)を読み、テキストを批判する方法をも考えたい。共通のテキストとしては日本語訳を用いるが、適宜英訳を併用する.原書(ラテン語)を読むきっかけとなることを期待する.また,翻訳を読むという行為の意味を考えてみるのも面白いかもしない. 【学術分野】 法・政治 歴史学 【授業形態】文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 次の教科書を使用する。 アベラールとエロイーズ 愛の往復書簡 書名 著者(訳者) 沓掛良彦、横山安由美 出版社 岩波文庫 978-4003211922 ISBN 次の参考書を使用する。 書名 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 木2 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 近代短歌史上の金字塔『赤光』を分担して精読し、茂吉という歌人の虚像を斥け、実像に迫る。 【学術分野】 国文・漢文学 【授業形態】ディシプリン型、文献批評型 発表の出来映えと討論における発言を総合して成績評価を行なう。ただし、発表が不首尾だったなどの理由で補足レポートの提出を希望する場合は、これを妨げない。 次の教科書を使用する。 『赤光』 書名 著者(訳者) 斎藤茂吉 新潮文庫 出版社 ISBN 978-4101494210 その他 「私選茂吉秀歌500首」を配付する。 授業中に指示をする。 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 木2 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 駒場キャンパス内外にある歴史的モニュメントや遺構をきっかけとして、東京大学駒場キャンパスとその前身である旧制第一高等学校の歴史および渋谷・目黒・世田谷といった周辺地域の歴史を調べる。最終レポートでは、単に細かな地域史の調査で終わるのではなく、日本や世界の歴史のなかに駒場および周辺地域の歴史を位置づけることを目指す。 授業内の報告発表の準備を通じて、過去の研究文献を探し出し、自分なりの関心・問題を設定するための基礎的な方法を身につける。また、レジュメとパワーポイントを使った口頭発表を通じて、自分の意見の伝え方を訓練するほか、参考文献・脚注を伴う最終レポートの作成を通じて、学術論文の基本的な要素・作法を学ぶことを目指す。 【学術分野】歴史学 【授業形態】ディシプリン型、文献批評型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と最終レポートで判断する。 教科書は使用しない。 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 初年次ゼミナール文科 31711 授業の目標・概要 【共通目標】 31712 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード テキスト批判、史料批判、中世、歴史 教科書 参考書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 斎藤茂吉、赤光、短歌、異化、万葉調、写生 教科書 参考書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 歴史、日本史、第一高等学校(一高)、駒場、東京大学、教育史 教科書 参考書 ガイダンス 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 39 120教室 517教室 518教室 時間割コード 31684 授業の目標・概要 【共通目標】 曜限 講義題目 アベラール書簡集を読む 斎藤茂吉『赤光』精読 駒場の歴史を歩く 担当教員 源河 達史 品田 悦一 田中 創 所属 法学部 国文・漢文学 歴史学 教室

元のページ  ../index.html#41

このブックを見る