2019Sシラバス
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金2 S 授業の目標概要 1年 文科 理科 全学体験ゼミナール 31510 31602 S 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 理系の1年生がSセメスターに学ぶ熱力学では、物理的な状態を表す関数が多変数関数であるため、状態の変化は多変数関数の微分によって表されます。しかし、大学に入学したばかりの1年生のほとんどは多変数関数の微分どころか多変数関数にさえ触れたことがありません。一方、多変数関数の微分が数学の講義で扱われるのはS2タームの後半からAセメスターのはじめにかけてです。そこで、このゼミナールでは多変数関数の微分についてゆっくりと学びます。必要なことは熱力学の講義でも説明されますし、少し待てば数学の講義でも学ぶ内容ですので、数学が気になって熱力学の本当の内容に集中できない人や、数学が苦手で見たこともない数学の記号が出てきただけでめまいがして熱力学どころではなくなってしまう、というような人を念頭において話を進める予定です。 なお、熱力学の物理学としての内容には一切触れませんし、熱力学で使う数学のすべてを網羅するものでもありません。逆に、熱力学には直接出てこない内容も扱います。あくまでも数学の授業ですので、誤解のないようにお願いします。また、1変数関数の微分をよく理解していることを前提にしませんので、多変数関数の微分とはどんなものかということに興味のある文系の学生も歓迎します。 毎回の小テストと、それを補充するレポートによる。 プリントを配布する。 第一回授業日に行う。 355 2 511教室 金4 2 金5 2 シラバス参照 E39教室 時間割コード 間割コード 時間割コード 開講 講義題目 多変数関数の微分 開講 オープンガバナンスによる 市民参加型社会の体験 (川崎市宮前区) 開講 講義題目 じっくり学ぶ数学 I 担当教員 平地 健吾 清野 和彦 講義題目 担当教員 平地 健吾 牛腸 徹 所属 数理科学研究科 担当教員 所属 社会科学研究所 宇野 重規 所属 数理科学 研究科 曜限 単位 教室 曜限 単位 曜限 単位 対象 教室 対象 1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 これまで公共サービスの企画や提供は、一部のボランティア活動を除いてはほとんど行政が担い、大多数の市民は専らサービスの受益者と受け止められることが多かった。しかし、デジタル社会の到来で、多くの市民が行政の提供する情報(データと知識)の社会的な共有を通じて公共サービスに係る課題の発見、構想の提言と具体化、さらにはその実施に直接関わるムーブメントが萌芽しつつある。言い換えれば、市民が主体的に公共サービスの提案から提供までの一連のプロセスに積極的に関わり、行政はそのプラットフォームとなっていく市民参加型社会=オープンガバナンスの実現を可能とする、民主主義の新たな展開である。この展開は、市民にとっては働き方改革の次に到来する生き方改革(ワークライフソーシャルバランス)につながり、行政にとっては公共サービスのco-creationの舞台回し役への変革につながる。 このようなオープンガバナンスは、米EUをはじめとして世界各国で模索が始まっているが、まだスタートしたばかりの発展途上にあり、我が国でも、今後、若い世代の斬新なアイデアによる取組みが強く求められる。 この体験学習では川崎市宮前区を取り上げ、現地訪問により地域課題を解決するための様々な取り組みを体験する一方、若者から高齢者までの区民と行政の新たな連携についての宮前区職員との意見交換などを踏まえて、これからの地域住民と行政の関係の具体的な新しい在り方を学生によるワークショップを実践しながら企画し、最終的に現地にて発表する。 学習過程における参加度と理解度(毎回の出席と何回かテーマを決めて執筆する各自の小レポート)。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 教室 対象 1年 文科 理科 31511 S 授業の目標概要 ■全学体験ゼミナールを履修する場合は、必ずUTASでシラバスを参照し、本冊子には掲載されていない詳細な授業内容等を確認したうえで、履修登録を行ってください。 数学を学ぶ上で微積分学と線型代数学は最も基本的なものです。そこで、論理的な順番には余りこだわらずに、微積分学や線型代数学における基本的な考え方を順番に取り上げて、何をどう考えているのかとか、何がアイディアなのかということをなるべくはっきりした形で説明してみようと思います。それにより、正規の数学の講義と合わせて、皆さんにより良く微分積分学や線型代数学を身につけていただく助けになればと考えています。 一応、ゼミは講義形式で行おうと考えていますが、時間の余裕のある方には演習問題を解いて頂く時間を取りたいと思っています。また、文系の方でも十分理解していただけるのではないかと思いますので、文系、理系を問わず、興味のある方でしたらどなたでも歓迎します。 ※開講場所:数理科学研究科棟117号室 ※授業登録はできませんが、もう一度、数学をじっくり学び直したいと思われている2年生の参加も歓迎します。 問題を解いたノート提出 プリントを配布する。 第一回授業日に行う。

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