2019Sシラバス
35/384

月4 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 政治の世界において、「因果関係」とはどのように考えられるのだろうか。どのような条件の下でそれが「あり」、どのような条件の下でそれが「なかった」と判断できるのだろうか。この授業では、教科書(下記参照、ガイダンスの際にも説明)と受講者各自の選ぶ題材をもとに、考える。 【学術分野】法・政治 【授業形態】ディシプリン型 成績評価方法 出席、グループや個人での発表、議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 授業のキーワード 政治学、因果関係、比較政治 次の教科書を使用する。 教科書 書名 著者(訳者) 久米郁男 出版社 参考書 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 ガイダンス 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 月4 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 国民がどれくらい幸せなのかを示す幸福度、国内社会がどのくらい民主的なのかを示す民主化度、国民がどのくらい自分の将来を自由に選択できる社会かを示す人間開発指数等、社会の質的側面を表す指標に注目する。それらの指標がどのような要素から構成されているかを知り、同程度の国家間の制度や社会状況を比較するなど、学術的な議論ができるようになることを目指す。 【学術分野】国際関係 【授業形態】ディシプリン型 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 教科書は使用しない。 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 水4 本誌「初年次ゼミナール文科の履修について」の頁を参照のこと。 【この授業の目標・概要】 今年はワイマール憲法制定から100周年にあたる。当時世界で最も民主主義的と称された憲法を擁し、カントとゲーテの国ともいわれたドイツで、なぜ野蛮なナチズムが台頭し、ヒトラー独裁が生じたのか。そしてその下でなぜホロコーストなど未曾有の国家的犯罪が引き起こされたのか。この授業では、世界現代史に大きな影響を及ぼしたナチズムが内包する諸問題と取り組みながら、批判的学術研究の方法を習得するための訓練を行う。 【学術分野】 歴史学、地域文化研究 関連分野として、政治、社会・社会思想史、国際関係 【授業形態】ディシプリン型(学際性) ひとつの分野に拘らず、分野横断的なアプローチの手法の習得をめざす 出席、報告および議論への貢献等の平常点と小論文とで判断する。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 石田勇治 出版社 次の参考書を使用する。 書名 著者(訳者) 東京大学教養学部初年次ゼミナール文科運営委員会 その他 第1回授業日に行う。ガイダンス教室については掲示板等で告知する。 初年次ゼミナール文科 31679 授業の目標・概要 【共通目標】 31705 授業の目標・概要 【共通目標】 成績評価方法 授業のキーワード 質的データ、量的データ、民主化度、幸福度、人間開発指数、政治的自由 教科書 参考書 ガイダンス 成績評価方法 授業のキーワード 現代史、ワイマール、民主主義と独裁、反知性主義、レイシズムと反ユダヤ主義 教科書 参考書 ガイダンス 『原因を推論する』 有斐閣 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 『ヒトラーとナチ・ドイツ』 講談社(現代新書) 『読む、書く、考える ―東京大学初年次ゼミナール文科 共通テキスト―』 参考文献リストを配布する 33 120教室 K401 517教室 時間割コード 31678 授業の目標・概要 【共通目標】 曜限 講義題目 政治における因果関係 指標から社会を見る ナチズムを考える 鹿毛 利枝子 担当教員 岡田 晃枝 石田 勇治 国際関係 所属 法・政治 ドイツ語 教室

元のページ  ../index.html#35

このブックを見る