2019Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 授業の目標概要 「医療は医学の社会的適応である」と元日本医師会会長は述べました。「社会的適応」とは何か、医学は医療から抽出されるエッセンスという逆方向の見方もできるのではないか。このゼミでは、日本の医療現場で日常的に起きている問題を出発点とし て、その背景に何があるのか、それを探求していきます。 患者側の要因、医療者側の要因、医療システムの問題、医療経済による制約、その他さまざまな社会的要因、政治的要因など、非常に多くの因子 が医療の現実を規定しています。医療は日本に根付いた文化とも言える社会システムですが、根拠となる法は国会で制定され、日常的には厚生労働省が運営し、予算は財務省が管理します。その内容は頻繁に改定され、 医療システムは常に変化しています。医学が発展しても、医療システムが 足並みをそろえて発展しなければ、良い医療は提供できません。 世界保健機構WHOは、健康とは、単に病気や障害がない状態ではなく、 肉体的、精神的、社会的、霊的にwell-beingな状態であると定義していま す。今学期は、「 医療を求める人々」をテーマに据え、日本の医療のあり方について考えます。 学生の科類は理系文系を問いません。履修しなくても、聴講することが 可能です。 講義への出席率60%、最終回の感想文提出 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 木5 1年 文科 理科 2年 文科 理科 生物は同種・異種の他個体と共存・競争しながら生存しており、そこでは有機化合物を介したコミュニケーションが重要な役割を果たしていると考えられています。生物個体の中においてもホルモンや代謝物と呼ばれる有機化合物が恒常性の維持とライフサイクルの展開に欠かせません。一方、人類はそういった分子が示す強烈な生物活性を利用して、医薬や農薬、研究解析ツールを開発してきました。 本ゼミナールでは微生物間相互作用、植物ホルモン、有機合成、有機化合物探索、作用機構解析を得意とする教員がオムニバスで有機化合物にまつわる話題を提供します。化学で生命の生存戦略を理解しようとする研究分野、ケミカルバイオロジーにおける古典から最新トピックスについて受講生の皆さんと議論したいと考えています。 出席とレポートによって評価します。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 1年 文科 理科 31751 S 2年 文科 理科 授業の目標概要 普段何気なく食べ,また観賞する農作物はいったいどのようにつくられ,またどのような特徴があるのだろうか.それらの植物としての特徴,伝統的な栽培から最新の技術,生態系との関わり,社会文化との関わりなどを交えながら,文系の学生にもわかりやすく説明する.本セミナーを通して,人類にとって必須の食料・農産物の持続的生産に関する課題,新しい農業への取り組みなどをより具体的に知り,農業問題について身近に感じて考えてもらいたい. 出席とレポート 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 木5 全学自由研究ゼミナール 時間割コード 31607 S 31577 S1 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 326 2 1 1212教室 105教室 2 K303 時間割コード 時間割コード 開講 日本の医療の光と影~医療と福祉の現場から考える現代社会 開講 生命の生存戦略をひもとく ケミカルバイオロジー 開講 講義題目 農作物を知る 講義題目 講義題目 担当教員 河鰭 実之 担当教員 所属 土谷 良樹 担当教員 所属 西村 慎一 農学部 木5 所属 農学部 学生による 全学自由研究ゼミナール 曜限 単位 教室 曜限 単位 曜限 単位 対象 教室 対象 教室 対象

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