2019Sシラバス
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1年 文科 理科 31561 S 2年 文科 理科 授業の目標概要 本授業は、大学の授業における学びをより深めるために学生として具体的にできることを考えて実行することを目的とし、第1部「大学教育に関する基礎知識を得る」、第2部「プロジェクトを実行する」と2部構成で設計しています。 第1部では、大学自体に関する知識、教育を受ける学生に焦点を当てた学習に関する知識、教育を提供する教員に焦点を当てた教員・教授法に関する知識を、アクティブラーニングの方法を交えながら学びます。 第2部では、これまでの経験や第1部で得た知識を利用しながら、大学の授業における学びを向上させるために学生としてできる具体的な活動をグループで考案し、授業期間内で実施して、それに関する発表を行います。 具体的な活動としては、例えば、新しい授業方法のスムーズな導入に向けた支援、学生がよりよく学ぶための「学び方」に関するワークショップの開発と実施などが挙げられます。 ◆ 授業スケジュール 【第1部 大学教育に関する基礎知識を得る】 第1回 ガイダンス 第2回 大学に関する基礎知識 第3回 学習に関する基礎知識1 第4回 学習に関する基礎知識2 第5回 教員・教授法に関する基礎知識1 第6回 教員・教授法に関する基礎知識2 【第2部 プロジェクトを実行する】 第7回 テーマ・グループ決め 第8回 グループでの活動 第9回 グループでの活動 第10回 中間発表 第11回 グループでの活動 第12回 グループでの活動 第13回 最終発表 ◆ 補足 ・この授業では、受講生が互いに学べることが多いと考えるため、ペアワークやグループワークで学ぶ機会を多くつくります。 ・本授業は、教養教育高度化機構アクティブラーニング部門特任助教の吉田塁も担当します。 授業への出席、中間発表、最終発表をふまえて、総合的に評価します。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 火2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火2 S 全学自由研究ゼミナール 時間割コード 31564 評価方法 教科書 ガイダンス 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 【概要】 学ぶことと、学んだことを他者に伝える(教える)ことは、私たちの生涯に深く関わる重要な認知的・社会的活動です。この講義では、「人に教えるための教材を、自分が好きなことを題材として作る・実際に使ってもらう・教材を評価する」という一連の演習を通じて、教えることと学ぶことについてメタ的な視点から考える機会を提供します。学問分野としては、教育工学です。工学と聞くと理系であるように思われますが、教育工学は「教育実践の現場を対象として、現場の問題を改善するための方法や道具を開発し、その方法や道具の効果を評価する」ことを目的としています。そのために教育学や心理学を基礎とする、文理融合の学問分野です。科類にかかわらず、学習や教育に関心がある人の受講を歓迎します。 【目標】 上記の概要をうけて、この講義では以下の知識とスキルを習得することを目標とします。 ・教材開発に必要な要件を説明できる ・対象とする学習者を適切に分析し、学習者に適した教材を作成できる ・作成した教材を適切な方法で評価することができる ・周りの受講生と協力して演習に参加できる 【こんな人に来てほしい】 ・「教える・学ぶ」プロセス(What)や方法(How)に興味がある ・よりよく教えられるようになりたい、よりよく学べるようになりたい ・教育という営みを俯瞰的に見る視点を探したい 各課題の累積点数で評価します。 ただし、(1)全ての課題が合格点(60%)に達していること、(2)10回以上講義に出席していること、の両方を満たすことが、成績評価対象となる前提条件です。 以下の割合で合計します:小テスト(30%)、教材企画書(30%)、最終発表(40%) 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) 鈴木克明 出版社 ISBN 第一回授業日に行う。 教材設計マニュアルー独学を支援するためにー 北大路書房 9784762822445 315 KALS(17号館2階) 2 2 K201 時間割コード 開講 講義題目 より良い教育を考える 開講 「教える」と「学ぶ」を学ぼう―教材から考える教授学習支援論― 担当教員 吉田 塁 星埜 守之 講義題目 担当教員 椿本 弥生 所属 教養教育高度化機構 所属 教養教育高度化機構 曜限 単位 曜限 単位 教室 対象 教室 対象

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