2019Sシラバス
309/384

1年 文科 理科 31504 S 心に挑む―東大の心理学 2年 文科 理科 授業の目標概要 東京大学の心理系教員によるオムニバス形式の講義である。心理学を目指す諸君には、東京大学における心理学研究の多様性と深みを知り、進路選択の参考にしてほしい。その他の学生諸君には、現代心理学がどのような方法で心の理解に挑戦しているのかを学ぶきっかけとしてほしい。それぞれの話題は最先端でありかつ親しみやすいことを目指す。 レポート(詳細は初回ガイダンス時に指示する) 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 1年 文科 理科 2年 文科 理科 この講義は、地球や惑星の成り立ちや活動を研究する「地球惑星科学」という学問分野の最新事情を、網羅的に紹介することを目的とする。理学部・地球惑星物理学科および地球惑星環境学科の教員が、それぞれ各回完結型の講義をおこなう。約45億年前の太陽系の誕生、そしてそれから現在に至る進化。地球内部のダイナミックな活動。巨大地震。われわれ生命を育む、地球表層の環境の成り立ちとその変動。そしてわれわれの行く先は?・・・これら広範なトピックを俯瞰することで、わたしたちの住む地球とは、いったいどんな素性をもった星なのか、なぜわたしたちはこの地球上で生きることができるのか、を考えるきっかけになれば幸いである。 とりあげるテーマは以下のとおり: 【地球内部】 地震学、テクトニクス、内部ダイナミクス 【地球表層】 大気・海洋力学、気候変動、地球環境変動 【宇宙】太陽系形成・進化、磁気圏、宇宙空間プラズマ 各回レポート問題を課す。出席点と、それらレポート課題のうち、3課題以上が合格基準に達していることとを総合的に判断する。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 木4 S 授業の目標概要 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木4 東京大学の地震研究所と史料編纂所が連携して設立された地震火山史料連携研究機構では、地震学者と歴史学者が協力して史料の収集・編纂と分析と、地震活動や火山活動の長期的な情報を提供するデータベースの構築を行っている。 この連携研究機構が提供する講義では、歴史史料を用いた地震・火山噴火の研究について、背景となる知識やこれまでの成果、今後の展望について解説する。全体を理解するために必要な概論ののち、具体的な事例-貞観の地震と富士山の噴火、明応の南海地震、慶長の豊後地震と伏見地震、宝永の南海地震と富士山噴火、安政の江戸地震など-を取り上げ、歴史学および地震学・火山学のそれぞれの立場から説明する。どのように歴史史料を読みとき、どのように現象を理解するのかを学び、また、異分野融合研究の意義や在り方に触れる。 【目標】 ・歴史学や地震学の基礎を、具体的な事例を通して学ぶ ・複数の研究分野からのアプローチでより深く現象を理解できることを知る ・これらの研究のおもしろさや解決すべき課題について考える 【こんな人に来てほしい】 文系理系を問わず、歴史、地球、防災などに関心のある人。また、本や資料を読むのが好きな人、観察や観測をもとに推理するのが好きな人など。 (参考)地震火山史料連携研究機構の概要 地震火山史料連携研究機構は、東京大学の地震研究所と史料編纂所が連携して設立されました。この学際的な研究機構では、歴史学者と地震学者が協力して史料の収集・編纂と分析を実施し、日本における地震活動や火山活動の長期的な情報を提供できる科学的なデータベースを構築しています。このような歴史時代のデータは、地震や火山の危険性の長期的な予測には不可欠です。 レポートによる評価. レポートの内容(予定):講義で扱った地震(噴火)の一つを選び、レポートを作成する。講義内容に自分で調べたことを加えてまとめること。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 学術フロンティア講義 時間割コード 31570 31508 S 歴史史料と地震・火山噴火 加納 靖之 授業の目標概要 【概要】 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 307 2 2 2 1313教室 K402 K302 時間割コード 時間割コード 開講 講義題目 開講 講義題目 地球惑星科学の フロンティア 開講 講義題目 担当教員 岡ノ谷 一夫菊池 由葵子 担当教員 對比地 孝亘 担当教員 所属 心理・教育学 木4 所属 理学部 所属 地震研究所 曜限 単位 曜限 単位 曜限 単位 教室 対象 教室 対象 教室 対象

元のページ  ../index.html#309

このブックを見る