2019Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 5 S この授業は、急速に変化する現代社会を生きていく上で、またそのような社会の中で相互扶助による貢献を第一義とする市民的エリートとして成長するために不可欠な心身の実践科学とその知識について、理論と実践両面から学ぶことを目的とします。インターネットやSNSの急速な普及(四半世紀前にはこの世に存在しなかった)と情報氾濫、生活の24時間化・国際化、産業構造の変化、これらに伴う対人関係の変化など、現代のわれわれを取り巻く環境と状況は加速度的に変化し続けています。このような変化は、当然ながら、心身の健康、ストレス、学習に大きな影響を及ぼし、人間関係、将来設計、社会での適応のあり方、精神疾患などにも影響を及ぼしています。これらは学生の皆さんの現在の生活のみでなく将来の社会人としての活躍にも当然ながら深く関係する問題です。この授業では、教育学部身体教育学コースでの研究内容を紹介しつつ、生活習慣、学習、脳、精神医学、社会など様々な観点からこれらの問題について考えていきます。この中には、学生相談ネットワーク本部の先生方をゲストに招いて行う、学生支援の実際した講義も多数含まれます。この講義での学習を通じ、学生生活における健康の維持・向上とともに、将来の社会での活躍のあり方について考えを深める上でも必要な知識とスキルを習得してもらえればと思います。 なお平成27年度から開始された学生同士の相互扶助を目的としたピアサポートプログラムに参加希望の学生には、特に履修を勧めます。学生ピアサポーター(一定の研修プログラムを修了した本学学生を学生相談ネットワーク本部長が認定)として必要な基礎知識の習得に必須の講義が含まれます。当然ですが、それ以外の学生の履修も大いに、かつ平等に歓迎します。 毎回レポートを授業時間内に課す。 教科書は使用しない。 特に行わない。 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 2 火 2金 2 2年 文科 理科 総合科目 D(人間・環境) 31634 31633 S 臨床心理学概論 講義題目 授業の目標概要 臨床心理学は、「科学、理論、実践を統合して、人間行動の適応調整や人格的成長を促進するとともに、不適応、障害、苦悩の成り立ちを研究し、問題を予測し、そして問題を軽減、解消することを目指す学問」として定義される。2015年9月に公認心理師法が国会で成立し、心理職の国家資格化が実現した。この心理職の専門活動の基盤となるのが臨床心理学である。本講義では、①臨床心理学の成り立ち、②臨床心理学の代表的な理論、③専門職としての公認心理師の基本となる知識と技能、を解説する。 授業の内容についての筆記試験を通じて成績評価を行う。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 30389 S1 講義題目 授業の目標概要 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス システム論 「システム」とは、相互に影響を及ぼしあう要素から構成されるまとまりや仕組みであり、その概念は分野横断的に幅広く応用されている。例えば、国や企業等の社会システムはたんなる人の集合ではなく、複雑な社会システムである。一方、インターネット等の複雑な人工物も、たんなるコンピューターの集合でなく、「システム」である。 本授業ではこのような複雑なシステムを理解、構築、操作する為に役立つ汎用モデル化技術を紹介する。一方、これらのモデル化技術の本質的な限界についても考察する。 第一回の講義で説明する。 教科書は使用しない。 特に行わない。 273 1331教室 1313教室 K113 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 心身の実践科学 開講 授業科目名 臨床心理学概論 開講 授業科目名 システム論 担当教員 佐々木 司 担当教員 能智 正博 担当教員 福永 アレックス 所属 教育学部 所属 教育学部 情報・図形 曜限 曜限 所属 曜限 教室 対象 教室 対象 教室 対象

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