2019Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 南 豪 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 S 環境・エネルギー工学基礎Ⅰ 馬渡 和真 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 2 総合科目 D(人間・環境) 時間割コード 31622 S 化学生命工学基礎 講義題目 授業の目標概要 「化学」によって我々は自らの創造力を駆使し,自然界に存在する分子を手本に,自然界にはない方法で新たな機能を持つ分子や美しい構造を次々に生みだすことができます。 「生命」は化学物質の変換を精妙に行い自律的に活動を続ける複雑なシステムです。生命を「化学」の視点で眺め,理解することは,我々自身を深く知ることになるのはもちろんのこと,生命現象を巧みに操り,役立てるという目標につながります。 21世紀の人類社会がかかえる課題解決のためにもはや欠かすことが出来ない「化学」と「生命工学」,そして両者の融合による「化学生命工学」。「化学生命工学」は我々の生活にどれくらい浸透し,我々の明日をどのように変え,未来に貢献していくのか? これらの領域が果たす役割の重要性と魅力について,各講師が日本・世界の動向や,時に最新の成果も交えながら分かりやすく紹介します。 本講義では,有機化学,合成化学,触媒化学,グリーンサスティナブルケミストリー,高分子化学,超分子化学,分子生物学,生化学,タンパク質工学,細胞工学,酵素工学,抗体工学,糖鎖工学,ケミカルバイオロジー,バイオイメージング,創薬,などのトピックについて扱う予定です。 化学生命工学科のホームページ(http://www.chembio.t.u-tokyo.ac.jp/)から本講義の紹介・最新情報のページにアクセスできます。 2回のレポートの提出および出席により総合的に評価する。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 31625 31624 S1 環境・エネルギー工学基礎Ⅰ 森田 一樹 環境・基盤マテリアル入門 講義題目 授業の目標概要 我が国を支えてきたものづくり、すなわち製造業やその技術の発展には、経験や感覚を要する職人の育成はもとより、そのプロセスの根幹となる原理原則に則った技術革新もまた重要である。多くの材料や製品は原料から素材を作り、合成・加工することにより生産されているが、製品寿命を終えると循環されるという持続可能な新たなものづくりシステム構築も促進されつつある。中でも、ベースメタル、セラミックス、ポリマーなど社会の基盤を支えるマテリアルの循環システムやその機能が我々の生活にもたらす影響は非常に大きい。マテリアル循環プロセスにおいては古くは公害、今はCO2問題、資源・エネルギー問題と枚挙に暇がなく、人類の持続的繁栄に直結している。また、密かに進化し続ける鉄鋼材料が、スカイツリーやゲートブリッジの出現をもたらし、ボディーの高強度軽量化による自動車の燃費や安全性を大きく向上させている。 これらのプロセス技術やパフォーマンス設計を支える学理を体系化した学問領域が、環境・基盤マテリアル工学である。物質や材料を取り扱う工学の基本であり、教養学部で学ぶ物質科学を広くベースにしている。 本講義では、入学直後の皆さんが高校で学んだ物理や化学の知識から、環境・基盤マテリアル工学を通して、自然現象からものづくり技術、パフォーマンス設計、そして持続可能社会への繋がりを理解することを目標とする。その近道として、ものづくりのベースとなる熱力学や力学の基本を理解した上で,社会を支える基盤マテリアルの創成やその循環プロセス設計について、実例を交えて紹介する。 出席および講義時間中に課すレポート2回 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 原子分子レベルで理解する化学基礎 化学は学問の基礎であると同時に、物質創成の学問であることからあらゆるものづくりの基盤でもある。しかし化学の本質的な理解には、原子や分子レベルのミクロな現象を理解することが求められ、高校化学でも取り扱っていないはじめての概念が多く、大学の化学とのギャップから理解が困難であることが多い。そこで本講義では化学が社会で活用されている身近な例を取り上げつつ、化学を理解するために必要な量子化学、熱力学、化学反応論、有機電子論、固体化学など、大学で必要な化学の重要概念にフォーカスして学習することで、大学で学ぶ化学の全体像を掴むことを目的とする。そして、暗記ではなく、化学を理解することを目指す。 出席、レポート 教科書は使用しない。 特に行わない。 269 1214教室 164教室 514教室 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 生体医工学基礎Ⅰ 開講 開講 授業科目名 担当教員 授業科目名 所属 工学部 担当教員 工学部 担当教員 工学部 曜限 所属 曜限 所属 曜限 教室 対象 教室 対象 教室 対象

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