2019Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 2 S 総合科目 D(人間・環境) 30274 30385 S 神経・生理心理学 講義題目 授業の目標概要 認知脳科学、認知心理学、神経科学に関する幅広い分野の基礎を学ぶ。脳機能の各種測定法、脳刺激法を学ぶとともに、脳の構造やはたらき、脳の発達、感覚・知覚、記憶、睡眠など、さまざまな人間の認知的側面とそれに関連する脳のはたらきについて学ぶ。基本的な内容と合わせて、最近の研究によって明らかになった知見を紹介し、認知脳科学についての幅広い理解と興味をうながすことを目標とする。 学期末の筆記試験。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 30386 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス ヒトの心と行動を進化から考える ヒトは他の動物と同様、進化の産物である。したがって、ヒトの心と行動も進化の産物である。そのような視点から見ると、人間の心や行動の理解がより深まる。本講義では、前半で進化とは何か、進化と心がどのように関係しているかを理解してもらうために、進化生物学の基本的概念を説明する。次にヒトがどのように進化してきたかを理解してもらうために、ヒトを生んだ系統である霊長類の特徴、ヒトの進化史について説明する。ヒトと霊長類、その他の動物の認知機能の相違についても概観する。その後、ヒトの心理や行動(配偶、養育、協力行動など)の具体的な例について、進化的観点から解説を行っていく。人間の心や行動に関する「なぜ」について、新たな見方を獲得する。 リアクションペーパー 15% 定期試験 85% 教科書は使用しない。 特に行わない。 261 1313教室 1106教室 900教室 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 認知脳科学 神経・生理心理学 <目標> ・「脳神経系の構造及び機能」を説明することができる。 ・視覚の特性とその神経科学的基盤を説明することができる。 ・「記憶、感情等の生理学的反応の機序」を説明することができる。 ・「高次脳機能障害の概要」を説明することができる。 ・脳と心の関係を調べる実験的技法を研究に応用できる。 <概要> 本講義では様々な精神機能の実現に深く関与する「脳」を研究対象とする神経科学分野に関して、いくつかのトピックを選び、基礎的な知識から最新の知見まで紹介する。この分野は心理学・生物学をはじめとして医学・工学・物理学等が結集してその解明に突き進んでいる学際的なフロンティア領域であり、幅広くその応用が期待されている。そして、脳研究の知見は「我々がいかなる存在であるのか」ということを垣間見せてくれる。授業では「心の諸特性」とそれを司る「脳のメカニズム」がどのような実験手法で解明されてきたのかを、視聴覚教材を用いて体験しながら学ぶ。講義では、まず、脳が実現している私達人間の視覚・記憶・感情などの心的特性を学ぶ。また、脳神経系の構造及び機能を学んだ上で、視覚特性を説明する視覚系の概要や記憶・感情等の生理学的反応の機序を理解する。また、高次脳機能障害の概要を学び、そこから示唆されたことを証明した実験研究などを紹介する。さらに、心理・生物データの特性や標準的な科学的取り扱い、およびそれらに基づいた論理展開や解釈の仕方も勉強した上で、原著論文のデータを交えつつ、「ニューロンの活動」から「皮質レベルの活動」、そして「行動や意識」のレベルにいたるまでの「脳」と「心」の関係を包括的に理解することを目指す。 定期試験成績による。 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 開講 授業科目名 認知脳科学 開講 授業科目名 適応行動論 担当教員 石金 浩史 担当教員 四本 裕子 担当教員 齋藤 慈子 所属 心理・教育 所属 心理・教育 心理・教育 曜限 曜限 所属 曜限 教室 対象 教室 対象 教室 対象

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