2019Sシラバス
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火 2 1年 文科 理科 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 月 5 総合科目 D(人間・環境) 総合科目 D(人間・環境) 時間割コード 環境物質科学 30383 S 物質循環と環境化学 講義題目 授業の目標概要 環境問題は近年、高濃度汚染による局地的な被害(いわゆる公害問題)から低濃度汚染による地球規模の慢性被害へと、質的に変化を遂げてきた。環境中に排出された化学物質はどのような挙動をとり、どのような運命をたどるのであろうか。そのことを考える際、忘れてはならない事は、もともと天然においても化学物質は動いているのであり、地球上での循環・滞留を繰り返しているという事である。 本講義では、環境化学・地球化学の立場から、環境中における種々の化学物質・元素の自然の分布とそれに対する人為の影響について検討する。具体的なテーマとしては、CO2による地球温暖化、フロンによるオゾン層破壊、酸性雨などについても取り上げる。 定期試験を行う。 プリントを配布する。 特に行わない。 31081 30273 S 知識と文化の経済地理学 講義題目 授業の目標概要 生産と消費に関わる狭義の経済現象を超えて、イノベーションに関わる知識や技術、創造性に関わる文化芸術産業の集積や地理的環境への関心が高まっている。本講義では、経済地理学の基礎理論である立地論について解説するとともに、知識と文化の経済地理学に関わる多様な話題を取り上げ、産業・企業や人々を取り巻く社会環境のあり方について考えていきたい。 試験 数回書いてもらう質問票も評価に含める 次の教科書を使用する。 書名 知識と文化の経済地理学 著者(訳者) 松原 宏編 古今書院 出版社 特に行わない。 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 生態学 生態学は、身近な環境での生き物の生活史から、地球レベルでの生物圏の挙動や物質循環に至るまで、広いスケールを対象にする。同時に、個体内の遺伝的多様性、個体レベルでの種多様性、個体群(集団)や生物群集の動態と多様性、そして物質循環とエネルギー流を示す生態系に至るまで、多段階の階層性を持つことになるので、生態学の理解は多岐に渡り、一筋縄ではいかない面がある。しかし、それが自然界で生活している生き物と生態系の実態であり、生態学を学ぶ面白さでもある。 本講義の初回は生態学とはどのような学問かを紹介した後、前半は鈴木が主に植物生態の視点から、日本の自然の特徴/環境と生物の応答/環境条件と生物群集/陸域のバイオーム/生態系での物質とエネルギーの流れ/土壌の生態学などを解説する。後半は嶋田が担当し、餌や住み場所の選択的利用/自然選択の論理と生活史の適応進化/縄ばりから血縁集団の社会性の進化へ/個体数変動:安定からカオスへ/生物間相互作用と共進化/生物群集における多種共存機構などを解説する。 全体として、基礎科学としての生態学だけに留まらず、人間社会との接点に位置する自然環境や生物多様性の保全、そして生態系への人為的負荷と地球環境への視点など、応用的な側面も併せて講義する。 定期試験 教科書は使用しない。 第一回授業日に行う。 258 1212教室 511教室 512教室 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 開講 授業科目名 開講 授業科目名 社会環境論 担当教員 佐藤 守俊 担当教員 嶋田 正和 鈴木 準一郎 生態学 担当教員 松原 宏 所属 化学 所属 生物 所属 人文地理学 曜限 曜限 曜限 教室 対象 教室 対象 教室 対象

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