2019Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 水 5 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 木 1 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 5 S 総合科目 C(社会・制度) 30867 30898 S 講義題目 臨床心理学概論 授業の目標概要 この授業では、臨床心理学の代表的な理論と技法、およびその実践例について説明する。具体的には、授業担当者の教育領域の心理臨床家(スクールカウンセラーや教育相談センター相談員)としての実践に基づいて展開する。障害や問題およびそれらに対する援助だけでなく、一般的な発達や対人関係なども教育領域での心理臨床の理解のために必要なので紹介する。 学期中にレポートの提出を求める。レポートと定期試験の成績を総合的に評価する。 プリントを配布する。 第一回授業日に行う。 31313 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 臨床心理学概論 近年、いじめや不登校の問題行動のほか、自然災害や犯罪被害に関連して心のケア、カウンセリングということが社会的に注目されている。本講義では心の健康である精神保健、適応論と不適応、中学生・高校生の青年期に見られる問題行動などについて、その心理的メカニズムを臨床心理学の基礎知識に基づいて学習する。 定期試験による。 授業中に指示をする。 第一回授業日に行う。 257 1311教室 1313教室 900教室 時間割コード 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 現代教育論 教育・学校心理学 誰もが経験し、かつ言葉としても認知している「教育」。意識的であれ無自覚的であれ、この「教育なるもの」の定義を「教え育てること」として初期設定したり、「学校の中に教育が存在する」と決めつけてしまったりする人が多くないか。もしそうだとすれば、そこに根源的な間違いが潜んでおり、それにより教育実践の可能性が大きく制約されてしまうし、それどころか難題の発生源となることもある。実際、不登校問題など、学校教育の現場で「教師-児童・生徒・学生」関係がうまくいかない背景として、教育者なりの「善意」に基づいた「べき論」が被教育者に一方的に押しつけられるために生じる心理的抑圧の問題が存在しているケースも少なくない。いずれにせよ、教育に対する「思い入れ」の強さがそのまま「思い込み」の強化に転じてしまう愚から脱する必要がある。 上記のような立場を基本とする本講義は、教育に関して視野を拡大するとともに、根本的な発想の転換が図れるような力量を育成しながら、教育に関する見識を受講者なりに醸成し創造的に論じられる力を育成することを主目的とする。そのための学習支援戦略は、主に以下の三つである。 第一に、大前提として、授業構成を「一般教養の一分野としての教育を学ぶ」という発想と「教育を切り口として教養概念を問い直す」という発想との二本柱で成り立たせ、両者を交差させながら展開する。これにより、表層的には学校に焦点化されがちな教育問題の背景には、家族・地域社会・組織等における人間関係や各種メディアの影響などが複雑に絡みあっており、深みと広がりのある心理社会的問題が存在していることを確認する。 第二に、「教育現場において生じる問題及びその背景」に効果的に迫っていくための手法として、教育問題を「教育の論じられ方の問題」として扱うことを出発点にして、教育学的知識や実践事例などを参照しながら、教育について多角的に検討することにより、受講者が抱えがちな諸々の固定観念を流動化させていく。特に、教育イメージを子どもや学校だけに限定しないとともに、それを「教える-教わる」関係から解放することにより開かれてくる様々な可能性および課題について考察していく。 第三に、「教育現場における心理社会的課題及び必要な支援」を考える際に、「教えこみ」から「学びあい」への転換こそが、教育実践として有効であることを、単なる知的理解としてでなく、体験的に味わってもらう。具体的には、受講者どうしでペアやグループを組み、お互いの話を傾聴しあう実習を行うことなどにより、親や子ども達、悩みを抱えた教師などに対する接し方を実感してもらい、コミュニケーション問題の解決に不可欠なスキルの基本を経験できるように配慮する。 学期途中と学期末とで2回程度レポートを実施し、それを基本として成績評価する。 授業中に指示をする。 第一回授業日に行う。 開講 授業科目名 教育臨床心理学 開講 授業科目名 教育臨床心理学 担当教員 佐々木 英和 担当教員 橋本 和幸 担当教員 前田 基成 所属 心理・教育 所属 心理・教育 心理・教育 曜限 曜限 所属 曜限 教室 対象 教室 対象 教室 対象

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