2019Sシラバス
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1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 3 1年 文科 理科 2年 文科 理科 火 4 S 1年 文科 理科 2年 文科 理科 金 5 S 総合科目 A(思想・芸術) 時間割コード 31658 S 後藤 和彦 『ハックルベリー・フィンの冒険』を読む 講義題目 授業の目標概要 アメリカの作家、マーク・トウェインの代表作で、アメリカ文学史上の「古典」、『ハックルベリー・フィンの冒険』を読みます。アメリカ英語、特にヴァナキュラーと呼ばれる口語英語になれること、文学作品を鑑賞し、議論する方法を学ぶこと、マーク・トウェインという作家の生涯について知ること、作品の舞台となった南北戦争前、奴隷制度のあった時代の南部について知ること、作品が発表された南北戦争後のいわゆる「金メッキ時代」について知ること、などを目標とします。 レポーターとして指名されたときの報告のできふでき(40%)、指名されていないときのクラスディスカッションへの貢献度(20%)、不定期に課すレスポンスペーパー(20%)、最終授業回で提出を求める2000字程度のレポート(20%)、以上を勘案して最終評価を行います。 次の教科書を使用する。 書名 著者(訳者) Mark Twain 出版社 ISBN 第一回授業日に行う。 31657 31659 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス 講義題目 授業の目標概要 評価方法 教科書 ガイダンス フランス文学のエチュード この授業は、文学部・フランス文学研究室の教員一名が可能な限り広範囲の時代・作家・作品を取り上げて講義し、フランス文学の全貌を解説すると同時に、文学研究の方法と意義についても教養学部前期課程のみなさんにわかりやすく解き明かすことを目的としている。 文学を読む喜びのひとつは、作家の奔放な想像力に身をまかせ、現実には存在しない虚構の世界に遊ぶことである。けれども、文学作品、とりわけフィクションが時間と労力を傾注する真剣な読書の対象となりうるのは、そこに描かれているものが単なる〈嘘ごと〉ではなく、なにがしかの〈真実〉が含まれているからであるのは言うまでもない。フィクションは複雑すぎる現実世界を認識可能な形に整えたり、逆に、極端な状況を構築したりすることによって、現実の生活においては出会えない〈真実〉をとらえるための装置だとも言えるだろう。したがって、フィクションといえども100%想像の産物であるわけではなく、そこには時代状況をはじめとしてさまざまな〈現実〉が構成要素として含まれていることになる。 なまの世界がとらえがたいからこそフィクションが必要とされるのだとすれば、現実をそのまま描いているとされるドキュメンタリーやルポルタージュにも〈嘘〉がまじるのは必然であり、そうして混じり込んだフィクション要素は欠陥とみなされるべきものではない。むしろ、現実をそのまま写し取ろうとするときにすら混入せざるをえないフィクションこそが、文学を文学たらしめるものであり、今なお文学が必要とされるゆえんでもあるはずだ。 この授業では、前半は小説などフィクションから、後半は旅行記や自伝など広義のドキュメンタリーから、重要な作品を選び、いくつかの部分を翻訳を通して掘り下げて読解することによって、その作品の魅力を説き明かす。みなさんは、授業を手がかりに読書を進めることによって、文学テクスト読解の実演に接すると同時に、文学の魅力、さらに言えば〈凄み〉を認識することになるであろう。 学期末に提出していただく4000字程度のレポートによる(詳細はガイダンスおよび授業中に指示する)。 教科書は使用しない。 特に行わない。 世界の言語と言語類型論入門 世界には6000から7000ほどの言語が存在すると言われるが、これらの言語はどのように同じでどのように異なるのだろうか。この問いに取り込む言語学の分野を言語類型論と呼ぶが、この授業ではその言語類型論という学問体系の導入をおこなう。言語類型論の基礎を学んだうえで、それがそれぞれの言語でどのように現れるのかを具体的なデータに基づいて考えていく。そこでは言語類型論的研究に還元され得ない、個別言語の特殊性も議論されることになるだろう。 出席・課題提出・発表 (50%) およびレポート (50%) 履修者多数でレポートによる評価が難しい場合はレポートに代えて試験を実施する。 プリントを配布する。 特に行わない。 Adventures of Huckleberry Finn U of California P ISBN-10: 9780520266100, ISBN-13: 978-0520266100 237 1231教室 K212 1225教室 時間割コード 時間割コード 開講 授業科目名 外国文学 開講 授業科目名 外国文学 開講 授業科目名 言語文化論 担当教員 担当教員 塩塚 秀一郎 担当教員 長屋 尚典 所属 文学部 文学部 所属 文学部 曜限 所属 曜限 曜限 教室 対象 教室 対象 教室 対象

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